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吉田一郎, 世界飛び地大全 不思議な国境線の舞台裏

世界飛び地領土研究会の書籍化。企画の勝利と言える作品で、数奇な運命を辿った数々の土地をその歴史と共に楽しめる。机上の調査のみの本で現地の訪問などはないが、その土地の歴史を俯瞰するための本なのであまり気にならない。また、この種の本にしては政治的な姿勢が中立なのも良い。編集はかなり甘めで、あまり読みやすい本ではない点が残念。せめて文体くらいは統一して欲しい。地図も見やすいものではない。
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寺澤英明, ウルトラライトハイキングギア

ウルトラライトハイキングを実現するための山用具カタログ。ブログ "山より道具" が初出の記事が多い印象。ウルトラライトの思想は軽く触れるのみで、むしろ山用具への偏愛が強く感じられる。衣食住を広くカバーしており、いずれの用具も実際のリアルな使用感が伝わってくるのが良い。
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喜多村拓, 古本屋開業入門 古本商売ウラオモテ

現職の古本屋のオヤジによる古本屋商売のノウハウ集。サバサバとした文体ながら、そこここに古本への愛が感じられるのが良い。お金の話から店作り、万引き対策まで古本屋のノウハウが惜しげも無く詰め込まれている。古本屋の経営を考えている人にはもちろん古本屋の客にも興味深い内容が山盛りで間違いなくおすすめできる。2007年発行のため、インターネット関連の情報がやや古くなっている点だけが難か。
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ヤスナリオ, メタルめし! 飢えたメタラーたちに捧ぐ、究極のガッツリヘヴィメタルレシピ

料理勉強家ヤスナリオのブログを書籍化したもの。ネタ本かと思いきや、レシピは意外にまともで、普通のレシピ本としても通用するレベル。もちろんメタルの小ネタも満載で読み物としても楽しめる。
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NATROM, 「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

医学系のリテラシ本。著者はblogでも有名な医師 (詳細なプロフィールは非公開なので自称医師と言った方が正しいか) 。明らかに詐欺とわかる代替医療の批判が中心。ボーダーラインのものは扱わず。類書の代替医療のトリックあたりと比べると内容は軽めだが、日本特有の事情を押さえているのは評価できる。
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和田一郎, 僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと

著者のブログの書籍化。表題通り、著者の後悔を素直に出した内容となっている。いわゆる旧来型の大企業で幸せな組織人人生を送るということに価値を見出している人ならば得るところがあるだろう。
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鈴木みそ, でんしょのはなし

Web Magazine KATANAの連載をまとめたもの。氏お得意の電子書籍ネタだけに、今までの作品と重なる部分が多いか。新規のネタとしては、Amazonへの取材が企業としての姿勢が垣間見えて興味深い。
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白正男(作), 山戸大輔(画), テコンダー朴

嫌韓系褒め殺しマンガ。手縛図の万能ぶりなどの小ネタも満載で元ネタさえわかれば楽しめるがややクドいか。
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アキリ, ストレッチ (4)

ストレッチもついに完結。もともとストレッチというネタの制約がある中で長期連載には限界があったが、ストーリー的にも良い潮時という気がする。
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中村聡史, 失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI (バッド・ユーアイ) であふれている

楽しいBADUIの世界のネタを単行本にまとめたもの。UIを系統立てて学べるような本ではないが、事例集としてはなかなか。単純に読み物としても面白い。