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宝島社編集部(編), コワ~い不動産の話

真偽不明ながら引きの強いネタばかりを集めた、まさに宝島らしい一冊。話半分に読むべきだとは思うが、不動産取引の前に今一度慎重になるために読むのには良いだろう。
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峰なゆか, 犬山紙子, 恋愛カースト

アラサーちゃんの峰なゆかとブロガーの犬山紙子の対談。女性の "モテ" と "非モテ" をテーマにした対談なのだが、さすがにこの二人らしくぶっちゃけたところが良い。
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山田真哉, 花輪陽子, 「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。」

ニコニコ生放送の税理士とファイナンシャルプランナーによる対談を単行本化したもの。税金や年金、保険、クレジットカードの仕組みの紹介が中心。かなり初心者向けの内容なので、今までこのあたりに興味のなかった人向けか。
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吉長成恭(編), 中川重年(編), 関根秀樹(編), 焚き火大全

アウトドア本は数あれど、焚き火というものをここまで掘り下げた本はまさに空前絶後。単なるノウハウ本の粋を超えて、文化や風俗の視点からも評価できるまでに昇華している。周辺情報も充実しており、焚き付けの集め方から焚き火を利用した調理、焚き火を取り上げた芸術作品、世界の焚き火事情まで隙がない。
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フェイス・ダルージオ(著), みつぢまちこ(訳), 地球の食卓 世界24か国の家族のごはん. ピーター・メンツェル(著)

世界各国の家族を訪ね、1週間分の食料を見せてもらう試み。経済的にも気候的にも文化的にも幅広く選択されている。大判を活かした美麗な写真の数々はまさに眼福。個人的な好みもあるが、中国やグリーンランドなど、伝統的な食生活に近代化の波が押し寄せている様子が堪らない。レイアウトが今ひとつなのが残念。文章の流し込みがまずく、一連の文章が生き別れになっている箇所が散見される。
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池谷敏郎, ここ10年で、これだけ変わった! 最新医学常識99

研究が進むにつれて時々更新される医学の常識を知るための本。小ネタが99個の○×クイズ形式。直接健康に役に立つネタが少なめだが、蘊蓄本としては上々。
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首藤由之, 「貯まる人」「殖える人」が当たり前のようにやっている16のマネー習慣

生涯賃金と可処分所得を可視化した上でお金を考えようという姿勢はわかりやすく、この種のマネー本の一冊目としてお勧めできる。トンデモ度も低い。内容的にはあまりオリジナリティはなく、どこかで聞いたことがあるネタが多い。他のマネー本をある程度読んでいる人ならば改めて読む必要はない。
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鈴木孝夫, 人にはどれだけの物が必要か ミニマム生活のすすめ

一種の環境本なのだけれど、あまり押し付けがましさがない。安易なRecycleに走るのではなく、その前のReuseやRepairを身近なところから徹底する姿勢には頭が下がる。
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高野秀行, 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

日本に移り住んだ外国人の食生活のルポ。それも、お国の料理だけではなく、日本での普段の食生活にスポットを当てたところがお見事。アジアから欧州まで様々な国の出身者が見せる料理の数々やその人柄に一気に引きこまれてしまう。
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たかせシホ, ごぶさた日記 子育て世代夫婦の寝室事情ルポ

セックスレスを取り上げたコミックエッセイだが全体的に明るめな雰囲気。マンガとしての出来もなかなか。