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鈴木孝夫, 人にはどれだけの物が必要か ミニマム生活のすすめ

一種の環境本なのだけれど、あまり押し付けがましさがない。 安易なRecycleに走るのではなく、その前のReuseやRepairを身近なところから徹底する姿勢には頭が下がる。
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高野秀行, 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

日本に移り住んだ外国人の食生活のルポ。それも、お国の料理だけではなく、日本での普段の食生活にスポットを当てたところがお見事。アジアから欧州まで様々な国の出身者が見せる料理の数々やその人柄に一気に引きこまれてしまう。
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たかせシホ, ごぶさた日記 子育て世代夫婦の寝室事情ルポ

セックスレスを取り上げたコミックエッセイだが全体的に明るめな雰囲気。マンガとしての出来もなかなか。
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長谷川高, 家を借りたくなったら

賃貸住宅の入門書。部屋余りの現代における部屋の探し方から不動産の選び方、内見のポイント、契約と退室まで一通りをカバーしている。敷金トラブルの解決策まで触れているのも心強い。
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くるねこ大和, くるねこ 3

前巻に続き増え続ける猫達。 これだけのネコがいると色々と不幸も起こるわけで、めい君の話に少し落ち込む。
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くるねこ大和, くるねこ 2

くるねこの続編。増え続ける猫達に囲まれた日常。
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片倉真二, まんぷく遊々記

まんぷく遊々記のブログ本。 よくある日常と旅のエッセイマンガだが、ちょっととぼけた味わいが良い。
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くるねこ大和, くるねこ

くるねこ大和の単行本。ブログのままの溢れる猫愛。
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坂口恭平, TOKYO 0円ハウス 0円生活

思想はやや荒削りながら、隅田川のブルーシートハウスに新しい建築の姿を見出すという試みは興味深い。 昨日のルポ 最底辺と同じ野宿者を扱いながらも、こちらは一転して明るい雰囲気。性格の差か、スキルの差か、著者のフィルタの差か。
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生田武志, ルポ 最底辺 不安定就労と野宿

著者は野宿者支援活動を進めている方で、特に日雇い労働問題に詳しく、自身も学生時代から釜ヶ崎での日雇い生活を体験している。そのためか、様々な不安定就労の中でも特にドヤ街での日雇い労働生活とそこからの野宿への転落に深く切り込んだ内容となっている。 野宿生活に陥るまでの流れやそれに対する行政の不備は非常によく分かるが、労働者やその支援者の視点からしか語られていないのがやや残念。行政側の論理も取り上げられれば、より深い考察ができたものと思う。