book 首藤由之, 「貯まる人」「殖える人」が当たり前のようにやっている16のマネー習慣 生涯賃金と可処分所得を可視化した上でお金を考えようという姿勢はわかりやすく、この種のマネー本の一冊目としてお勧めできる。トンデモ度も低い。内容的にはあまりオリジナリティはなく、どこかで聞いたことがあるネタが多い。他のマネー本をある程度読んでいる人ならば改めて読む必要はない。 2014-11-23 book
book 木村剛, 投資戦略の発想法 2010 一種の投資教科書。トンデモ度は低く、最初の一冊としてもおすすめできる内容。強いて挙げるのならば、やや国内投資の比重が高すぎるのが難か。本書は2010年版だが、投資環境は2010年から少々変化しているものの、とるべき基本的な戦略は大きく変わっておらず今でも十分に通用する。 2014-11-12 book
book 橘玲, タックスヘイヴン Tax Haven 橘玲お得意の金融小説。租税回避ネタを中心に、ミステリ、ロマンス、アジア紀行と要素を詰め込みすぎている感はあるが、やはり一気に読ませる力がある。おすすめ。 2014-10-21 book
comic 茨木保, がんばれ! 猫山先生 (3) 猫山先生の続編。ようやく表面化してきた猫山先生の開業後の問題が笑いと涙を誘う。鹿野先生はさすがに救いがなさすぎ笑えなくなってくる。 2014-10-07 comic
book 井川意高, 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 大王製紙事件の当事者による手記。期待していた賭博者の心理の描写は少なめで、自分史が多くを占める。生い立ちは興味深くもあるが、夜の街での有名人との付き合いの話が続くのは少々辟易する。 2014-08-26 book
comic 茨木保, がんばれ! 猫山先生 (2) がんばれ! 猫山先生の続編。相変わらず医師のリアルな内情が見られて興味深い。ところどころ、時事ネタが風化しているのが残念か。 2014-08-17 comic
book 長谷川高, 家を借りたくなったら 賃貸住宅の入門書。部屋余りの現代における部屋の探し方から不動産の選び方、内見のポイント、契約と退室まで一通りをカバーしている。敷金トラブルの解決策まで触れているのも心強い。 2014-08-15 book
book 亀田潤一郎, 通帳は4つに分けなさい 資金繰り上手な社長が使っている究極のお金管理法 通帳を帳簿代わりに使おうというアイディア。どちらかというと中小企業向け。売上収入口座、運転資金口座、納税緊急口座、将来投資口座に分けることで、お金の流れが見えやすくなり、キャッシュフローが改善するという主張。 2014-08-10 book
book 平康慶浩, うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ タイトルだけを見ると今時のワーキングプア本に見えるが、中身は意外にしっかりしたビジネス書。組織内でのアピール方法や出世に繋がる仕事の仕方などサラリーマンとしての処世術を非常に率直に書き連ねているので、若いサラリーマンにはぜひ一読して欲しい。 2014-08-06 book
book パラダイス山元, パラダイス山元の飛行機の乗り方 よくあるマイレージ本かと思って読み始めたらさにあらず。ただ飛行機への偏愛が語られていた。いわゆる乗り鉄の飛行機版で、一般のマイラーならば修行と呼ぶような行為をむしろ楽しんでいるのが新しい。 2014-08-04 book