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安間伸, ホントは教えたくない資産運用のカラクリ3 「錬金術入門」篇

シリーズ3作目。今回のテーマは裁定取引 (アービトラージ) 。 前作よりさらにメタな内容で、もはや資産運用というよりも世の中の仕組みを学ぶための本となっており、具体的なテクニックが学べるものではない。資産運用本ではなく経済の本質を学ぶための本としては良質な方だと思う。
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安間伸, ホントは教えたくない資産運用のカラクリ2 タブーとリスク篇

今回のテーマは投資に関するリスク。前作よりはややメタな内容。 すでにまともなマネー本をある程度読んでいる人には既知のことも多いと思うが、よくまとっているので頭の整理や知識の抜けのチェックとして読むのには良いと思う。私の場合はミスマッチリスクについての理解がクリアになったことが大きな収穫。
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ソニー銀行についてのメモ

2006年12月頃から、セブン銀行のATMが使えるようになっていた。24時間手数料無料なのがうれしい。新生銀行とのコンボにも便利優遇税制の廃止にともない投資信託類の整理をしようとしているが、約款をよく読むと実は投資信託の買取の扱いがなく、解約しかできない orz
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安間伸, ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇

マネー本の中でも特に税に重きを置いた本。税引き後リターンを最大化するための考え方がよくわかる。 いわゆる新証券税制の施行前の本なので、その部分はフォローする必要があるが、本質的なところは今も (おそらく今後も) 変わらない。いかに損益通算を効率的に行うかが肝。 投資をする人には間違いなくお勧めできる一冊。
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宮川公男, 統計学でリスクと向き合う あなたの数字の読み方は確かか

統計学をネタにした小話集。体系的に統計学を学ぶ本ではないが、読み物としてはおもしろい。 特に、株式投資に関する統計の話や、ダウ平均株価の話などはそのあたりのいい加減なマネー本より参考になる。
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ハービンジャーからの手紙

まだモメまくってる、ドトールとハービンジャーのアレ。ついに、泡沫株主のところにまで手紙が届く事態に。同時にドトール側からも反論の手紙が届いている。 残念ながら既に決議権は行使してしまっているが、今後もモメそうで実に楽しみ。
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坂本タクマ, 坂本タクマの実戦株入門

しばらく見ないうちに、坂本先生は株にハマっていたらしい。 いわゆるテクニカル分析によるシステムトレード。一応勝っているらしい (TOPIXには負けているが) 。システムの詳細は説明されないので (それに元々自分はファンダメンタルズ分析派だ) 、基本的には坂本先生のマンガを楽しむ本。ちなみに坂本先生はシステム構築にRubyを使っているらしい。 ところで、の2巻はいつになったら出るのだろう。ついでにシンケン君の単行本はいつ出るのだろう。
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教育訓練給付金の申請に行って来た

先日申請書類を受け取った教育訓練給付金の申請に行って来た。 自宅から自転車で10分ほどのハローワークで8:30から申請ができるので、フレックスタイムを活用して就業前に行ってみる。 書類に不備がなければ、申請作業自体は10分ほどで終わる。ただし私の場合は窓口の担当者が途中で電話に割り込まれたため更に10分ほど余計にかかった (接客中に別の電話に出るのもどうかと思うが) 。 郵送ではなく出頭しなければいけないのは、アンケート調査のためらしい。教育訓練施設からのキックバックを受け取...
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教育訓練給付金

昨年から通っていた英会話学校の一年間のコースが終わった。教育訓練給付金が使えるコースだったので、その支給申請をしないといけない。 もらった申請書類を見ると面倒そうでうんざり。 申請は本人が個別に行う。教育訓練施設がまとめてやってくれるわけではない所轄のハローワークに本人が直接申請に出向かないといけない。代理人や郵送は不可払渡希望金融機関に事前に確認印をもらう必要がある申請には雇用保険の被保険者番号が必要申請期限は、受講修了日から一ヶ月以内
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橘玲, マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

まずはマネーロンダリングの実例であるカシオ詐欺事件、五菱会事件、ライブドア事件の具体的な事例の解説。その資金の流れは複雑に入り組んでおり、理解するのに一苦労。 むしろマネーロンダリングの事例よりも面白いのが、マネーロンダリングに関連する各種のカラクリの解説。コルレス銀行・コレスポンデント口座、SWIFT、プライベートバンクの歴史、ハワラなどの解説はおすすめできる内容。