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橘玲, 雨の降る日曜は幸福について考えよう

今までの橘氏の他の著書のまとめ本です。橘氏の得意とする資産運用・人生設計といった内容を主に、相変わらず身も蓋もない内容が淡々と語られます。たとえば生命保険や医療、年金、教育、不動産といった、人生で避けて通ることのできない項目について、残酷であることを厭わずに真実だけを淡々と述べていきます。この手の本にありがちな、甘い嘘、美しい嘘は強い意志をもって避けているようにもみえます。自分で考え、自分で自分の人生を設計するという気が少しでもある人は決して読んで損することのない本です。
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28歳からのリアル & 28歳からのリアル マネー編

サクサク読めるので、2冊まとめても半日あれば十分。「仕事」、「結婚」、「お金」、「住宅」、「健康」など、28歳頃には考えなければいけないことは一通り押さえているので、この手の問題を一度も考えることがなかった人がとりあえず読むには良いかと思う。内容は全体的に当たり前のことが多く、独自の視点は感じられない。悪く言えば、この手の本のマネー本やマニュアル本の寄せ集めに思える。また、ファッション、クルマ、持ち物の選び方に関する記述が妙に偏ったものだったり、世間の目を気にしすぎているきら...
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ADSLライトプラン

自宅では主回線としてADSLを使用しています。一応12Mbps契約ですが、局舎から遠いためかリンク速度はせいぜい1.4Mbps程度です。そのため、最近eAccessなどが始めた、速度上限を1Mbpsに制限したADSLライトプランへの乗換えを検討しています。ADSLライトプランは月額料金が1,000円以上下がります。毎月のことですので、無視できない金額です。切り替え手数料が5,000円ほどかかりますが、半年以内に元をとってプラスになりそうです。もちろん代わりに速度が制限されるわ...
diary

総額表示

今日から総額表示 (消費税を含んだ価格) 方式がスタートしたわけだが、今日届いた水道料金の請求書は外税なものだった。消費税な省庁とは管轄も何も違うわけだが、役所としていかがなものかとちょっと釈然としない。でも、発行日は3月末日になってたらかセーフなのか?
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野口悠紀雄, 「超」税金学

の続編です。前作同様、節税ノウハウ本ではなく、税金制度を考える本です。とはいえ、啓蒙書的な位置付けですので、税の専門家でなくとも十分に読める内容になっています。特に間接税 (消費税) と固定資産税に重点がおかれており、現状の税制の制度上の不備から改革提案までが述べられています。そのあたりに興味のある向きにはお勧めです。
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オーレン・ロース, 億万長者だけが知っている雨の日の傘の借り方

タイトルを一見すると借金をするための方法の本にも読めますがそんなことはなく、リスクヘッジのための海外個人投資を薦める本です。本書では本当のリスクヘッジとして、最終的に日本国と運命を共にすることになってしまう日本国内の銀行への外貨預金ではなく、日本国から完全に独立した海外のオフショアバンクの利用を薦めます。ただし、実際にオフショアバンクの口座開設手続き等を手取り足取り教えてくれるノウハウ本ではないので、それらをお望みの方は別の本を選んだ方が良いかと思います。この本が扱うのはあく...
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橘玲, 得する生活 お金持ちになる人の考え方

ゴミ投資家シリーズで有名な橘玲氏の最新作です。今回はクレジットカード (含マイレージ) の話が主体です。
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野口悠紀夫, 「超」納税法

節税ノウハウ本の様なタイトルですが、それを期待していると裏切られます。税とはどうあるべきかという、割と学術寄りな内容が中心です。節税ノウハウは、終盤になって (のような) サラリーマン法人化の話が少し出てくるだけです。でもこの方法を導入するには、ある程度以上の規模の会社に勤めている人は総務部と闘わなければいけないわけで、あんまり現実的じゃないような……。
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ひっかけ

高木先生の日記をみて、キャッシュカードを入れた財布に、ダミー4桁数字を書いたメモ切れを入れてみることにした。まだ落としたことないけど。
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橘玲, マネーロンダリング

橘玲氏が小説デビューということことで購入。その金融知識を生かしたストーリー構成はもちろん、人物の魅力もすばらしく、小説としてもかなり上質。ところで、この橘玲氏って、何者なんでしょう?略歴をみると、"1959年生まれ。早稲田大学卒業。会社役員。" とありますが・・・。