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お知らせ, 世界最強麻雀AI Suphxの決断

Suphxの衝撃の続編。他人の褌で相撲を取っている以上は仕方がないのだが、今回もSuphxの牌譜を見ての解説止まり。内容は悪くなく、Suphxの打ち筋から得られる知見もあるのだが、構成が今一つでもったいない。Suphxの牌譜からどうしてその場面を選んだかの基準が不明確で、解説しやすい場面だけを恣意的に選んだようにも見える。Suphxの打牌を解説する形式にもかかわらず、肝心のSuphxの打牌が本文中に埋もれているので、まずはそれを探し出してから解説を読むことを強いられる。版組が...
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前野ウルド浩太郎, バッタを倒しにアフリカへ

あのバッタ博士のアフリカ (モーリタニア) 渡航記。著者の溢れ出るバッタ愛と文章力で一気に読んでしまう。純粋な研究録としても、自然科学分野のポスドクの実態の生々しい記録としても、異文化交流記としても、単純な読み物としても、非常に面白い。
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佐藤雅彦, 大島遼, 廣瀬隼也, 解きたくなる数学/新・解きたくなる数学

2冊まとめて購入。普通の数学パズル本とは異なり、"解きたくなる" ようなビジュアルが添えられているのがミソ。子供の食いつきも良い。
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ランドール・マンロー(著), 吉田三知世(訳), ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学

ランドール・マンローの名前を聞いたことはなくとも、xkcdの中の人と言えばわかる人も多いだろう。おなじみの棒人間のイラストと共にバカバカしい科学を提供してくれる。内容はいちいちバカバカしいのだが、科学的な記述は大真面目なので子どもに読ませても良い。特にさまざまな投擲の統一モデルは、モデルを作成する際の抽象化を学ぶのに良い教材であり、物理の教科書に載せても良いレベル。
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横山雅司, マンガ「実は〇〇」な動物図鑑

クック先生の動物講座の書籍化。動物を美化しない毒入りのまま出版に至ったのが素晴らしい。子供向けにも良い内容。寄生虫などの子どもの食いつきが良いネタも多数収録。
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村越真, なぜ人は地図を回すのか 方向オンチの博物誌

著者は全日本オリエンテーリング選手権チャンピオンの経験もある研究者。方向オンチという身近な問題に、きちんとした学術的な裏付けを持って切り込む。方向感覚は多くの分野を跨ぐ問題であり、認知心理学を中心に、発達心理学、環境心理学、生物学、都市設計など、様々な方向からのアプローチが求められる。本書はそれらを広くカバーした啓蒙書で、地図の読み取りやナビゲーションが存外に複雑な問題であることを教えてくれる。
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縄文ZINE(編), 望月昭秀(著), 小久保拓也(著), 山田康弘 (著), 佐々木由香(著), 山科哲(著), 白鳥兄弟(著), 松井実 (著), 金子昭彦 (著), 吉田泰幸 (著), 菅豊 (著), 土偶を読むを読む

ベストセラーとなったの検証本。たびたび売れてしまうトンデモ本の検証は誰かがやらねばならないにもかかわらず学術的には評価されない仕事であり、こうした努力に頭が下がる。本書ではこうした作業を "雪かき" と表現しており、実に的確な例えだと思う。こうした検証本としての役割を抜きにして、現在の縄文研究を学ぶうえでも良書。土偶がどこまでわかっていて、何がわかっていないのか、その概観を掴むことができる。
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シェリー・シーサラー(著), 菊池誠(監修), 今西康子(訳), 「悪意の情報」を見破る方法

真っ当な情報リテラシ本。世にあふれる科学のふりをしたでたらめを類型化して解説してくれる。端々から著者 (と解説の菊池誠先生) の義憤が感じられる良書。
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ニック・エンフィールド(著), 夏目大(訳), 会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか

主流の言語学は書き言葉を研究対象としているが、本書で扱う相互作用言語学は話し言葉による "会話" に注目している。会話には書き言葉とは異なるルールがある。例えば、質問には応答しなくてはいけない、応答をしない場合は質問者は相手を非難する権利を得る、これから話す内容を予告した話者を遮ることは許されない、予告された側は続きを促す信号 (相槌) を送らなくてはいけない、一度に話すのは一人、などのルールは様々な言語の会話に共通して見られる。また、これらのルールに時間が深く関わっていると...
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ヘンリー・ジェイ・プリスビロー(著), 小田嶋由美子(訳), 勝間田敬弘(監修), 意識と感覚のない世界 実のところ、麻酔科医は何をしているのか

熟練した麻酔科医によるエッセイ。現代の麻酔科医の日常を通じて、彼らの倫理観や麻酔の歴史が学べる良書。