subculture

book

鈴木孝夫, 人にはどれだけの物が必要か ミニマム生活のすすめ

一種の環境本なのだけれど、あまり押し付けがましさがない。安易なRecycleに走るのではなく、その前のReuseやRepairを身近なところから徹底する姿勢には頭が下がる。
book

マーク・オブマシック(著), 朝倉和子(訳), ザ・ビッグイヤー 世界最大のバードウォッチング競技会に挑む男と鳥の狂詩曲

1年間の期間中に北米でいかに多くの鳥を見られるかを競うザ・ビッグイヤーを取り上げたノンフィクション。2011年には映画化もされた。まったく事前知識なしで読み始めたが、一気に惹きこまれてしまった。分野は違えど他人に理解されない趣味に多くのリソースをつぎ込んでいる人ならば、間違いなく共感できる。おすすめ。
comic

深谷陽, スパイスビーム

謎のタイ料理店を舞台に何でもぶち込んだ何ともアジア的な作品。先が読めない展開に惹きこまれ、一気に読んでしまった。おすすめ。
comic

業田良家, 自虐の詩 (上) (下)

実は読んでいなかった過去の名作。上巻はワンパターンでやや退屈ですらあるギャグマンガだったのだが、登場人物の過去を深堀りする作品に路線変更してから一気に化けた。
book

本の雑誌編集部(編), 古本の雑誌 (別冊本の雑誌)

本の雑誌から古本関連の記事を再編集したもの。町田周辺で過ごした時間が長い身としては、高原書店の話が聞けたのが嬉しい。
game

STEINS;GATE

発売5周年記念サマーセールの時に購入して放置していたSTEINS;GATEをようやくプレイ。ほぼ一本道なので、あまりゲームを遊んでいるという感覚がなく、ビジュアルノベル気分。設定もキャラクターも癖がある作品なので好き嫌いは分かれると思うが、巷で言われているようにストーリーの質はなかなか。
comic

業田良家, ゴーダ哲学堂 空気人形

あまり読んでこなかった業田良家の作品を短篇集から読み始めた。読後感が悪い作品も多いが、作品に込められた強いメッセージには心を揺さぶられるところがある。
book

さくら剛(著), しりあがり寿(イラスト), 三国志男

三国志が好きすぎて中国の三国志遺跡を旅してしまった男の旅行記。著者はかなり濃い目の三国志ファンながら原点が横山光輝や光栄にあるので、私のようなライトなファンにも共感しやすい。一昔前のテキストサイトを思い出させるフォントいじりは好みが分かれるか。
comic

たかせシホ, ごぶさた日記 子育て世代夫婦の寝室事情ルポ

セックスレスを取り上げたコミックエッセイだが全体的に明るめな雰囲気。マンガとしての出来もなかなか。
comic

施川ユウキ, 鬱ごはん (1)

内向的な食マンガ。食に愛が感じられず、読後感も決して良くないが、もう一話もう一話と最後まで読んでしまう。