subculture

book

本の雑誌編集部(編), 古本の雑誌 (別冊本の雑誌)

本の雑誌から古本関連の記事を再編集したもの。 町田周辺で過ごした時間が長い身としては、高原書店の話が聞けたのが嬉しい。
game

STEINS;GATE

発売5周年記念サマーセールの時に購入して放置していたSTEINS;GATEをようやくプレイ。 ほぼ一本道なので、あまりゲームを遊んでいるという感覚がなく、ビジュアルノベル気分。設定もキャラクターも癖がある作品なので好き嫌いは分かれると思うが、巷で言われているようにストーリーの質はなかなか。
comic

業田良家, ゴーダ哲学堂 空気人形

あまり読んでこなかった業田良家の作品を短篇集から読み始めた。読後感が悪い作品も多いが、作品に込められた強いメッセージには心を揺さぶられるところがある。
book

さくら剛(著), しりあがり寿(イラスト), 三国志男

三国志が好きすぎて中国の三国志遺跡を旅してしまった男の旅行記。 著者はかなり濃い目の三国志ファンながら原点が横山光輝や光栄にあるので、私のようなライトなファンにも共感しやすい。一昔前のテキストサイトを思い出させるフォントいじりは好みが分かれるか。
comic

たかせシホ, ごぶさた日記 子育て世代夫婦の寝室事情ルポ

セックスレスを取り上げたコミックエッセイだが全体的に明るめな雰囲気。マンガとしての出来もなかなか。
comic

施川ユウキ, 鬱ごはん (1)

内向的な食マンガ。食に愛が感じられず、読後感も決して良くないが、もう一話もう一話と最後まで読んでしまう。
book

パラダイス山元, パラダイス山元の飛行機の乗り方

よくあるマイレージ本かと思って読み始めたらさにあらず。ただ飛行機への偏愛が語られていた。 いわゆる乗り鉄の飛行機版で、一般のマイラーならば修行と呼ぶような行為をむしろ楽しんでいるのが新しい。
comic

南信長, マンガの食卓

古今東西のマンガ作品を "食" のテーマで括ってまとめたもの。もちろん、単行本一冊ですべての食マンガを網羅することはできないのだが、主要な食マンガの流れはきちんと押さえられている。巻末には作品索引がつけられているのも嬉しい。
book

武田知弘, ナチスの発明

表題通りのナチスの発明はごく一部で、大半はナチス時代のドイツに少しでも関係ある発明や製品、研究をこじつけたもの。それでも分量が足りなかったのか、後半はナチスの成り立ちや人物紹介で水増しされている。 巻末に参考文献一覧はあるものの、すべて和書で二次資料が中心の上に各項目がどこから引用したものかがまったく示されていないので、話半分で読むのが良いだろう。コンラート・ツーゼが計算機における二進法利用を最初に発案したとするなど、明らかな誤りも見られる。
book

鶴見済, 完全自殺マニュアル

20年ほど前に物議をかもした一冊。 この本が引き起こした社会的な影響などの問題はさておき、読み物としては非常に知的好奇心をそそられる内容。ところどころ信憑性が怪しい情報もあるが、内容が内容だけに裏が取りにくいのでしかたのないところだろう。