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石原伸司, 歌舞伎町のシャブ女王 覚醒剤に堕ちたアスカの青春

夜回り組長こと石原伸司による、とある覚醒剤中毒者のドキュメンタリー。 その半生は、週刊誌的な興味をそそるものであり、一気に読んでしまう。著者の手により見事更生していればきれいなストーリーだったのだが、そう簡単にいかないところに、薬物中毒の難しさを感じる。
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山本晋也, 風俗という病い

カントクのエッセイ本だが、成人映画の生き証人の著作だけあって歴史史料のような風格を感じる。それでいて、読み物としても肩肘張らずに楽しめるバランス感覚は見事。
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永田カビ, さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

タイトルはやや釣り気味で、著者自身のメンタル面の話が中心。その点さえ除けば、エッセイマンガとしての出来はなかなか。しかし、著者の今後の生活が心配になる内容ではある。
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草下シンヤ, 実録ドラッグ・リポート

元ジャンキーな作家によるドラッグ体験エッセイ。 どこまで盛っているのかはわからないが、ジャーナリストが取材しただけでは書けなそうなネタが多数。
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徳光康之, 濃爆おたく先生 (1) (2)

消費するだけのおたくとは一線を画する、妄想するガンダムおたくのギャグマンガ。 一昔前のおたくだった人には間違いなく共感できる作品。
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卯月妙子, 実録企画モノ

人間仮免中があまりにも衝撃的だったので、こちらも読んでみた。 どのページをとってもまさに壮絶な内容なのだが、それをさらりとギャグマンガとして描ききってしまうところは狂気を感じる。
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白正男(作), 山戸大輔(画), テコンダー朴 (2)

前巻で完結した雰囲気だったが、まさかの復活。 もともとあまり長期連載向きのフォーマットではないせいか、ネット上で流行した時事ネタを盛り込んで嵩増ししている感はあるが、それでも水準以上の出来。
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押切蓮介, ハイスコアガール (7)

復活後もまったくペースが衰えない。大野と日高の激突、豪指の渋谷移籍、本格的なラブコメ展開と盛りだくさん。
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鈴木良雄, フルーツ宅配便 (1)

デリヘルをテーマにした作品だが、性描写ではなく人情で読ませるタイプ。フィクションの体裁ながら、丹念な取材が伺える良作。
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施川ユウキ, 鬱ごはん (2)

前巻ほど後味の悪い話はなく (私は食べ物を捨てるのが許せない。特に本作の様にノンフィクションに近い場合は) ちょっと安心。 内向きな作風は相変わらず。昨今の食マンガブームの中で独特の立ち位置を確保している感がある。