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逢阪まさよし+DEEP案内編集部, 「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街

東京DEEP案内の書籍版。もともと毒の強いサイトではあるが、さらに "住みたくない街" というキーワードで絞り込んだ内容となっている。 巻頭の "住みたくない街" の見分け方は実践的な内容。駅前にあるものや駅周辺を歩いて得られる情報が、危険なサインを出していることも多い。 首都圏の主要な街をほぼ網羅しているので、自分の住んでいる街や住んだことがある街の記事を眺めるのも一興。巻末の索引が充実しているのも嬉しい。
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アレックス・ジョンソン(著), 北川玲(訳), 世界の不思議な図書館

世界中の変わった図書館を集めた写真集。 図書館と聞くとどうしても大仰な建物を思い浮かべてしまうが、原題のImprobable LibrariesにあるLibraryはもう少し広い意味で、ちょっとした蔵書や書庫のようなものも含む言葉。本書にも、有志によって作られ地域社会に根付いた小規模な図書館、地下鉄や空港などに作られた図書館、ロバやゾウが辺境の村へ本を運ぶ移動図書館など、およそ図書館という言葉からは想像もできないような図書館が多数収められている。
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吉田悠軌, 禁足地帯の歩き方

表題の禁足地帯の歩き方は1章のみで、あとはオカルト一般の雑多な内容。ムーの連載を元にしているだけあって、その胡散臭さがたまらない。
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丸山ゴンザレス, 世界の危険思想 悪いやつらの頭の中

殺人犯やドラッグユーザー、武器商人など、一般的な日本人とは異なった常識を持つ人々へのインタビュー集。労作という範疇を超えて大きなリスクをとった著作。 彼らの思想は簡単に理解できるものではないが、彼らなりの理屈があり筋があることはわかる。これらを拒絶してしまうことは簡単だが、その思想に正面から向かい合うことで世界を少し広げることができる。
diary

カシュカイシュ (3回目)

カシュカイシュ出張も3回目。そろそろ最後となるかもしれない。 今回も天気が良く綺麗な海が楽しめる。日本が寒波だったせいもあるが、暖かさが嬉しい日本でもコロナウィルスが騒がれ始めたが、欧州はどこ吹く風。乗り継ぎの空港でもマスクをしている人をほとんど見かけない地下鉄が止まっていたため、やむなく空港からタクシーを利用する。カシュカイシュ線の車窓から海を眺めることができずに少し残念。ポルトガルはタクシーもやや安め魚介類はやはり美味しい。定番のバカリャウも良いが、今回は知人との会食の際...
diary

ダラス出張

出張でテキサス州ダラスへ。 典型的な車社会の街。徒歩では近所の数百メートルのお店へ行くのにも一苦労。そもそも道路が人間が渡ることを想定していない作りテキサスの愛州心は凄まじいものがある。空港でうっかりLone StarのTシャツを子供へのお土産に購入してしまうリゾート地でもないただのアメリカだが、メキシコ料理 (いわゆるTex-Mex) を選んで食べると満足度が高いオヘア経由で帰国の予定だったが、オヘア側の悪天候で5時間ほど待たされた上にキャンセルされた。コールセンタへの電話...
diary

おそらく最後のニース出張

ニース出張も気がつけば3回目。おそらく仕事で来るのは今回が最後となるはず。 日本からの直行便がない都市で、もうプライベートで来ることもないだろうと思うとさすがに感慨深い名物のスープ・ド・ポワソンも食べ納め海辺の街はやはり歩いているだけで楽しい
diary

フロリダ出張

出張でフロリダ州ネイプルズへ。 大雪のオヘア経由で南国フロリダへ行くのは不思議な気分豪邸が建ち並ぶアメリカ人憧れのリタイア地。治安も良好アメリカではあるが、支払いさえ覚悟すれば美味しいお店も多い人生初のThe Cheesecake Factory訪問。夢が一つかなった
comic

藤木TDC×和泉晴紀, 辺境酒場ぶらり飲み

孤独のグルメのヒットを受けてというわけではないだろうが、和泉晴紀も食マンガを描いていた。久住昌之とのコンビとはまたひと味違った雰囲気。繁華街からは少し外れた "辺境" をテーマにしており、お店のチョイスも所々に挟まれる小ネタも渋い。このあたりは藤木TDCのセンスか。
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安田峰俊, さいはての中国

現代中国の暗部に迫ったルポタージュ。 ネトゲ廃人、習近平の聖地、内モンゴル自治区のゴーストタウンなど、華やかな報道では決して扱われない "さいはて" に踏み込んだ力作。これらの影から目をそらしていては、中国の実態には決して迫れない。