2019-09

diary

ダラス出張

出張でテキサス州ダラスへ。 典型的な車社会の街。徒歩では近所の数百メートルのお店へ行くのにも一苦労。そもそも道路が人間が渡ることを想定していない作りテキサスの愛州心は凄まじいものがある。空港でうっかりLone StarのTシャツを子供へのお土産に購入してしまうリゾート地でもないただのアメリカだが、メキシコ料理 (いわゆるTex-Mex) を選んで食べると満足度が高いオヘア経由で帰国の予定だったが、オヘア側の悪天候で5時間ほど待たされた上にキャンセルされた。コールセンタへの電話...
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田村正之, しぶとい分散投資術 世界金融危機でわかった!

資産の分散、購入時期の分散、長期、低コストという投資の大原則は、金融危機にも強いという、当たり前といえば当たり前の話。これらの大原則は退屈なだけに守り続けるのは難しいものだが、今一度その有効性を再確認させてくれる。 資産の分散という意味では、日本株、国内債券、外国株、外国債券の4資産で定期的にもしくは乖離度合いが大きくなったときにリバランスする手法が効果的であることが示されている。
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H坂, 竹書房で一番麻雀が強い男が明かすセット麻雀必勝法

最近の麻雀本はガチ戦術本ばかりなので、こういった柔らかめのタイトルをみるとホッとする。 行きつけの雀荘のガン牌の写真を撮って記憶する、相手の傷キズを記録する、強い人は誘わない、など、セコいと言えばセコいが実践的なテクニックが盛りだくさん。
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榎本篤史, すごい立地戦略 街は、ビジネスヒントの宝庫だった

普段あまり気にかけない店舗の立地だが、少し深堀りするとさまざまなビジネスの要素を含んでいることがよく分かる。入りやすさを決める人間心理を考慮して立地を選ぶのは当然のこととして、コンビニなどのフランチャイズでは立地戦略そのものがブランディングに大きな影響を与えている。一方、強力な集客力のある店舗や隙間産業では立地戦略に必ずしもこだわらないのも面白いところ。
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パオロ・マッツァリーノ, エラい人にはウソがある 論語好きの孔子知らず

神格化されている孔子の実像に迫ろうという試み。文章はいつもの軽いノリだが、文献調査もしっかりしており内容はマトモ。 そもそも孔子の生涯は謎な部分が多く、有名なエピソードも裏付けがないものが多い。それでも史料を追っていくと、正式に礼法を学んだこともない一介のマナー講師にも関わらず礼法による平和的天下統一を目指した変わり者という実像が見えてくる。 論語を用いた道徳教育へのツッコミも頷けるところが多い。美化されない等身大の孔子の姿と論語の原典をそのまま受け入れることで学べることは多...
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荻原博子, 隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計

タイトルにもなっている「隠れ貧困」の定義がはっきりしない。本文から推定するに、収入が人並み以上にもあるにもかかわらず貯蓄ができていない人々を指すようだが、閾値が不明。定義できていない以上、当然データを用いた議論はなく、実在が不明な「隠れ貧困」の事例やQ&Aだけが続く。
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伊瀬勝良(原作), 横田卓馬(漫画), すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (1) (2)

まさかのM:tGマンガ。しかも、時代がエクソダス発売前後の1998年。現在30代中盤から後半あたりの男性を狙い撃ちしたような企画。 ストーリーはお手本のようなボーイミーツガールなラブコメだが、それがいい。肝心のM:tGの描写がやや淡白ではあるが、ガチの戦略を学ぶようなマンガでもないのでこれでいい。対人メタに寛容なところなど、当時のM:tGの空気感がよく出ているのもいい。 タイトルを見て、当時のルールだと "埋葬する" では、と思って調べたら、ウェザーライトですでに廃語になって...
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TodoistでGTD

TodoistでのGTD運用 先日、ToodledoからTodoistへ乗り換えたことを書いた。そこでは、Todoistが優れたツールであることを紹介したが、そのままGTDを実践しようとするとつまづくところがある。本稿では、TodoistでGTDを実践するための私なりの方法を紹介する。 Project TodoistのProjectは、GTDのProject (複数の行動が必要なもの) をそのまま当てはめるのではなく、非常に大まかな分類に用いるのが良い。GTDのProject...
hack

ToodledoからTodoistへの乗り換えた理由

ToodledoからTodoistへの乗り換え GTDを始めてから長い間Toodledoを使用してきたが、この度Todoistに乗り換えることとした。 乗り換えに至った理由は以下の通り。 シンプルさと機能のバランス 長年Toodledoを使用してきて地味ながらストレスだったのは、その多様なFieldからなる複雑さだった。もちろんToodledoもそんなことは承知していて、不要なフィールドは隠してシンプルに見せることができる。しかしそういった技を駆使してみても、複雑さをとりあえ...
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日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ BW-V80C ホワイト

19年ほど使っていた洗濯機がついにお亡くなりになった。当然とっくに修理可能な期間を過ぎており、また単身者向けのサイズが家庭持ちには辛くなってきたところだったので、大型機に買い換えることにした。 小さい子供がいるのでドラム式は避けて縦型で。"モーターは日立" の格言というわけではないが、基本スペックがしっかりしている日立製の普及機で。すでに後継機のBW-V80Eが発売されていたが、カタログを見ても違いが見つけられないようなわずかな差にプレミアムを払う気はないので、BW-V80C...