今さらだけどXP

今さらなんですが、最近 eXtreme Programing (XP) をお勉強してます。そんなわけで、テストファーストプログラミングを導入してみました。

fukumotoは ruby 使いの端くれなので、もちろん ruby でテストファーストです。ruby の世界では、RubyUnitあたりが有名どころっぽいので、インストールして数週間使ってみました。

結論から言うと、非常に良いです。他への波及を気にせずにがしがし変更できるのは精神衛生上非常によろしい。それに、自分で書いてからちょっと間を置いたライブラリ (もちろんドキュメントなし) を使わねばならないとき、テストをみると実使用例が書いてあるというのは思いの外便利です。もう、これなしでは、大きめの部品づくりはできないかも。

使用方法なんですが、RubyUnitのページをみると一見面倒そうに見えますが、実際には雛形をコピーしてきて、assert_equal() と assert_exception() だけ知ってればとりあえず使えます。fukumotoもこの 2 つくらいしか使ってません。

ちなみに、comjong.com用の手牌ライブラリのテストはこんな感じ。実際には、もう少したくさんのテストパターンがあるし、例外のテストもあるけど省略。

#!/usr/local/bin/ruby
 
require 'runit/testcase'
require 'runit/cui/testrunner'
require 'Hand'
 
class TestHand < RUNIT::TestCase
 
  def initialize(*args)
    super
  end
 
  def setup
  end
 
  def test_hand
    h = Hand.new "b2 b2 b2 b4 b4 b5 b5 b5 b6 b6 b6 b8 ww"
    assert_equal(3, h.combination["sets"])
    assert_equal(1, h.combination["pairs"])
    assert_equal(3, h.combination["headed_sets"])
    assert_equal(1, h.combination["headed_pairs"])
    assert_equal(1, h.to_ready)
 
    h = Hand.new "b2 b4 b5 b5 b6 b8 c4 c5 c6 d4 d5 d6 ww"
    assert_equal(3, h.combination["sets"])
    assert_equal(0, h.combination["pairs"])
    assert_equal(2, h.combination["headed_sets"])
    assert_equal(3, h.combination["headed_pairs"])
    assert_equal(1, h.to_ready)
 
    h = Hand.new "c1 c1 c1 c2 c3 c4 c5 c6 c7 c8 c9 c9 c9"
    assert_equal(4, h.combination["sets"])
    assert_equal(0, h.combination["pairs"])
    assert_equal(3, h.combination["headed_sets"])
    assert_equal(2, h.combination["headed_pairs"])
    assert_equal(0, h.to_ready)
  end
 
  def teardown
  end
end
RUNIT::CUI::TestRunner.run(TestHand.suite)

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