日経バイト編, ソフトウェアの匠

豪華執筆陣によるソフトウェアに関する各分野の解説集です。一話が20ページ強で完結しているのでお気軽に読めて、ためになる (気がする) 、ちょっと得した気分になる本です。

個人的にツボだったのは八幡勇一さんのキーボード論です。タイプライタに始まるキーボードの歴史がまとめられています。テレックスやメインフレームのインテリジェント端末を体験していなる世代には自明のことも多そうですが、私のようにワープロ・マイコンあたりからキーボードに触り始めた人間がその歴史をかいつまんで知るのにはお勧めです。なぜ今のPCのキーボードにはファンクションキーによる操作とコントロールキーによる操作という全く毛色の違う操作が混在しているのか、なぜIBM PC用のキーボードの多くはコントロールキーが一番左下の外れにあるのか、なぜ “(” と “)” が “8” と “9” の上にあるキーボードと “9” と “0” の上にあるキーボードがあるのか、など、歴史的な経緯と併せて知ることができます。

コメント

  1. ぎゅ より:

    よくわかんないです

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