Magic: The Gathering – Duels of the Planeswalkers 2013の続編。Magic 2014 – Duels of the Planeswalkers。
- ルールはMagic 2014準拠
- Indestructibleがキーワード能力に
- Legend ruleも少々変更。Annihilationの代わりに残すパーマネントを選択できるようになった
- 遂に土地枚数が調整可能に
- 元々土地が多めに設定されていたため、チューニングできる軽量デッキがやや有利となったか
- 期待のsealedは今ひとつ
- カードプールがやや狭い
- 剥けるのはスロットあたり最大で10パックまで
- 標準では2スロットまでで、3スロット目以降は$1.99の有料制
- Player statusはかなり充実
- Achievementsの他に、TitlesやPersonaが設定されており、アンロックする楽しみが味わえる
- Titlesを集めるときに注意したいのは色のバランス。最初から特定の色ばかり使っていると後で苦労することになる
- インタフェースはあまり変更なし
- AI Takeover無効のオプションが廃止されたのが地味に痛い
- Beginning Phaseが省略されているのも変更なし
- Mulligan時、前作とは逆で、右側がKeep hand、左側がDraw new handになったのに注意
- 初期デッキは10種類。メタ上位から順に以下の通り
- Avacyn’s Glory (白単人間ウィニー) はクセのない強さ。早い展開に持ち込めるのはもちろん、Path to ExileやOblivion Ringといった万能系の除去が強いので持久戦に持ち込んでも良い。重めのAngelを抜いてHuman寄りに構築するのが有利か
- Mind Maze (青単イリュージョン) は今作で一番速いデッキ。軽量のIllusionを中心にバウンスとカウンターを加えたクロックパーミッションで、3マナで十分に回る構築ができる。前述の通り土地が絞れる様になったのと、全体除去が少ない環境なのが追い風
- Deadwalkers (黒単ゾンビ) はとにかくいやらしい。墓地を利用してアドバンテージが取れるカードが目白押し。強いてあげるなら序盤を凌ぐ手段がやや不足か
- Chant of the Mul Daya (緑単エルドラージ・ランプ) は初心者好みのプレイして楽しいデッキ。序盤は苦しいが、一度回り始めたら快適
- Guardians of Light (白単エンチャントレス) も回り出せば悪くないが、やや遅いか。キーカードである3枚積みのKor Spiritdancerと2枚積みのMesa Enchantressを引いて維持できるかが勝負どころ。課題は除去耐性。Indestructibilityはあるものの、追放系除去が多い環境では過信できない。除去がPacifism頼みで、システムクリーチャーに対処できないのも苦しい
- Hunter’s Strength (緑単ストンピィ) はまさにGarrukらしいデッキ。ややマナ加速が不足気味ではあるものの、正面から押しきれるだけのパワーはある
- Sliver Hive (赤緑白スリヴァーゲドン) はさすがに多色サポートの弱い環境では苦しい。スリヴァーの絶対数が足りず、重複が意味を持たないスリヴァーを複数入れざるをえないほど
- Masks of the Dimir (青黒手札破壊) はデッキコンセプトは良いのだが、ややカードパワー不足
- Firewave (赤単ビートダウン) は初期デッキらしく、そこそこの強さ。フルバーンにできれば面白そうではあるが、やや火力不足か
- Enter the Dracomancer (黒赤緑貪食) もスリヴァー同様の問題を抱えている。Terramorphic Expanseだけで3色デッキを回すのは苦しい。さらに1~2マナ域が極端に薄いので、序盤を凌ぐのも容易ではない
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