後藤一仁, 新版 東京で家を買うなら

東京で家を買うならの改訂版。

家を買う際には、自分や家族が快適に過ごせることに加えて、将来の売却や安全性を考慮することを勧めている。さらに賃貸しやすい物件であれば、いざというときのオプションが増える。付属の売却時に価格が下がる可能性がある条件のチェックリストも網羅性が高く有用。

購入エリアの選び方も参考になる。東京の不動産価格は西高東低・南高北低だが、賃料はオフィス街や官公庁街を中心とした同心円状のため、価格と賃料のギャップが生じる。これを考えると、どのエリアでは購入するべきか賃貸で過ごすべきかが自ずと見えてくる。具体的には、港区、渋谷区、目黒区、世田谷区、文京区などが有力な購入候補となるだろう。

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