インデックスに長期投資するという基礎ができた上で、もう一歩先を目指すための本。
インデックス投資の際は債券と組み合わせたポートフォリオを組むことがよく勧められるが、このポートフォリオを手持ちの金融資産のみに限定せず、ライフサイクル全体に拡張しようというアイディア。
今後高い確率で入ってくる給与や年金を債券とみなして現在価値に割り引くと、(金融資産は少ないが定職のある) 若者は手持ち資産すべてを株式に投資しても大幅に債券超過となるので、レバレッジをかけて株式に投資するべきと説く。人生の全期間でのエクスポージャーを最大化かつ平滑化することで、投資パフォーマンスは改善するはずだ。
理論上はその通りで、あとは心理的な抵抗をどれだけ抑え込めるかだろう。本書ではコールオプションを使用した運用例が挙げられているが、現在ではレバレッジをかけたETFもあるのでより手軽に実現できるはずだ。
良書だが、翻訳が今ひとつなのと未定義の用語が度々飛び出してくるので少々読みづらい。

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