エドワード・ハリソン(著), 長沢工(監訳), 夜空はなぜ暗い? オルバースのパラドックスと宇宙論の変遷

宇宙が無限に広がっているのならば、素朴に考えると全天のすべてが星に満たされているはずである。しかしながら現実の夜空は闇に覆われており、星はその中に散りばめられているに過ぎない。これが有名なオルバースのパラドックスである。

このパラドクスへの回答を得る道のりは宇宙論の歴史そのものであり、それぞれの時代の最新の宇宙の解釈が注ぎ込まれてきた。原題の基準でみると珍妙な理論も多いが、その時代背景や観測技術の限界を考慮するといずれも一応の筋は通ったものと言える。

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