今期初の公式戦観戦はビジターのインボイスSEIBUドームの左翼側外野席。ここにマリーンズ戦を観戦に来るのは確か7年ぶり。その試合の展開は覚えていないが、佐藤幸彦の代打満塁本塁打だけはくっきりと思い出せる。
以前は屋根がなく、外野席の芝生に座って観戦した記憶がある。今日のインボイスSEIBUドームは、せっかくの野球日和なのに屋根のせいで肌寒い。外野席の人工芝も味気ない。
試合自体は、西口、三井、田崎の三投手の炎上で、結果を見れば5-14の大勝だった。しかしながら、試合展開は終始追う立場で、観戦している身としてはもどかしい時間を過ごすことになった。それだけに、最後の7・8・9回の連続ビッグイニングが最高のカタルシスとなったのだけれど。
勝負が決まったのは8回表。1点を追うマリーンズに無死一二塁の大チャンス。左腕の三井に対して、フランコに代打・辻がコールされ、レフトスタンドがざわつく。堀・パスクチが登録抹消されており、右の代打が手薄になっているものの、早坂、大塚が残っている状況での代打・辻は完全に予想外のボビーマジック。結局、この辻が三塁打を放ち試合を決める。ボビーとプポのことだから何らかの根拠が合っての采配だとは思うのだが、この采配だけは本当に理解できない
大松、辻らの活躍に隠れてしまったが、ライオンズの脆い内野守備に助けられた試合でもあった。打線の都合もあり、カブレラ、片岡、中村、中島という布陣を敷いているが、どうみても危うさが残る。事実、8回の逆転打は、中島のエラーがなければ生まれなかった公算が大きい。
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