book 島田荘司, 占星術殺人事件 改訂完全版 未読の古典作品を読んでみるシリーズ。 30年以上前の作品ながら、今読んでも十分に楽しめる内容。トリック依存の小説ではあるが、そのトリックの質が良いので細かい粗はあまり気にならない。 2017-06-25 book
book 山本晋也, 風俗という病い カントクのエッセイ本だが、成人映画の生き証人の著作だけあって歴史史料のような風格を感じる。それでいて、読み物としても肩肘張らずに楽しめるバランス感覚は見事。 2017-06-23 book
book データスタジアム株式会社(データ提供・監修), 高校球児に伝えたい! プロだけが知っているデータで試合に勝つ法 データスタジアムお得意のデータ分析本。 プロ野球のデータをそのまま高校野球に適用できるかというそもそもの疑問はあるが、そこさえ目をつむってプロ野球のセイバー本とみれば良書と言える。インフォグラフィックス風の図版も良い。 2017-06-19 book
book アーニー・J. ゼリンスキー(著), 三橋由希子(訳), 働かないって、ワクワクしない? 早期リタイアやセミ・リタイアのガイド本。 単純な隠居ではなく、リタイア後に自己実現をしたい人向け。リタイアを考えているが後ろめたさを感じている人が読むのには良いかもしれない。リタイアを論じる上での大きな要素であろうお金の話は抽象論が中心なので、具体的な試算は別の本を参照した方が良いだろう。 2017-06-15 book
comic 永田カビ, さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ タイトルはやや釣り気味で、著者自身のメンタル面の話が中心。その点さえ除けば、エッセイマンガとしての出来はなかなか。しかし、著者の今後の生活が心配になる内容ではある。 2017-06-10 comic
book 橘玲, 「リベラル」がうさんくさいのには理由がある 日本の「リベラル」の失敗してきた過程を辿り、世界標準のリベラリズムへ近づけるための提言を行っている。沖縄集団自決裁判から、集団的自衛権、テロと宗教など、幅広い実例を持ち出してのリベラルの振り返りは興味深い。 2017-06-06 book
book 安藤宏基, 勝つまでやめない! 勝利の方程式 日清食品ホールディングスの株主優待に配られたもの。 基本的に自慢話なので、話半分で。偉大なカリスマ創業者の二代目としての苦心が伺える。 2017-05-26 book
book 草下シンヤ, 実録ドラッグ・リポート 元ジャンキーな作家によるドラッグ体験エッセイ。 どこまで盛っているのかはわからないが、ジャーナリストが取材しただけでは書けなそうなネタが多数。 2017-05-21 book
diary ニース お仕事でニースへ。実はフランスは (乗り継ぎ以外では) 初めて。 第一印象は、ザ・リゾート地もちろんプロヴァンス料理を堪能できるが、場所が場所だけにイタリア料理も良いお店が多い。幸せ旧市街地にはALZIARIやAUERなどが並び、土産物に困らないのも嬉しい 2017-05-20 diary