comic

押切蓮介, ピコピコ少年SUPER

無印、TURBOときて、今作はSUPER。 ゲームのネタが減ってきているのがやや残念ではあるが、バカ青春マンガとしては申し分ない。
book

加藤則芳, ロングトレイルという冒険 「歩く旅」こそぼくの人生

日本の登山で主流のピークハントではなく、長距離縦走を主目的とするロングトレイルの提唱。トレイルランニングやウルトラライトハイキングとはまた異なり、速度や軽装を主目的とせず、自然との触れ合いを重視するスタイル。 本書の柱となっているのが米国のアパラチアン・トレイル縦走の半年間を綴った手記。単なる体験記に止まらず、その背景文化まで掘り下げているのが素晴らしい。所々親米が過ぎる様に感じるが、この体験が大きく影響しているのだろう。
book

ロバート・キヨサキ(著), シャロン・レクター(著), 白根美保子(訳), 金持ち父さん貧乏父さん

少し前のベストセラー本。読みやすさはさすがにベストセラーになるだけのことはあるが、フィクションをノンフィクションの様に書く姿勢には疑問を感じる。 マネー本として見るとあまり新しい発見はなく精神論寄りだが、自己啓発本としては確かに人気が出そうな内容。不動産投資に偏りすぎているのと、リスク管理にほとんど触れていない点には注意が必要。
movie

ミルカ

角川シネマ新宿にてミルカ。 400mの元世界記録保持者 (異説あり) 、ミルカ・シンをテーマにした作品。主演のファルハーン・アクタルが肉体美をこれでもかと魅せつけてくれる陸上競技やトレーニングのシーンは見事。インド映画にしては控え目のダンスも上々。 作品全体を貫く軸もう一つのとなっているインドとパキスタンの関係はやはり外国人には理解しがたいものがある。理屈としては理解できるのだが、感情までを完全に理解するのはやはり難しい。
book

福井遥子, お客さまの “生の声” を聞くインタビュー調査のすすめ方

著者はユニ・チャームでマーケティングを担当していた方。 内容はやや初歩的ではあるが要点をきちんと押さえており、これからインタビュー調査を始めようという人にはおすすめできる。
book

宝島社編集部(編), コワ~い不動産の話

真偽不明ながら引きの強いネタばかりを集めた、まさに宝島らしい一冊。話半分に読むべきだとは思うが、不動産取引の前に今一度慎重になるために読むのには良いだろう。
book

岡田好弘(作), 神谷圭介(絵/文), あたらしいみかんのむきかた

タイトルそのままの本だが、実におバカで良い (褒め言葉) 。もはやみかんを剥くというレベルを超え、芸術の域にまで昇華している。
book

あびるやすみつ, 本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ

アフィリエイト本だが、位置付けが中途半端。定義や解説なしで新たな用語や略語が登場するので上級者向けかと思いきや、内容は薄めで一般論が中心。アフィリエイトに取り組んでいるが伸び悩んでいる人が今一度見つめ直すきっかけには良いのかもしれない。
comic

そにしけんじ, 猫ピッチャー (1)

読売新聞の日曜版で連載中のギャグマンガ。ジョギング中に通る販売店の店頭で妙にプッシュされているので気になって購入。 猫と野球という今までありそうでなかった組み合わせが秀逸。
book

峰なゆか, 犬山紙子, 恋愛カースト

アラサーちゃんの峰なゆかとブロガーの犬山紙子の対談。 女性の "モテ" と "非モテ" をテーマにした対談なのだが、さすがにこの二人らしくぶっちゃけたところが良い。