fukumoto

movie

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

話題なのでヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を観に行ってみる。序のときは都心で観たらえらい混雑だったので、今回は近くの郊外型シネコン、ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷のレイトショーで。こちらは272席のスクリーンに3割ほどの入り。2008年11月にオープンしたばかりなので、音響はもちろん、座席の質が良いのが嬉しい。映画内容は何を書いてもネタバレになってしまいそうなので書かないが、今回は序とは異なりテレビ版と大きく離れたストーリーが展開されるので、ファンならばぜひ観て欲しい。目ま...
game

ドラゴンクエストIX 星空の守り人

所用の帰りに立ち寄ったビックカメラで普通に売っていたので、日本人の義務として買ってみる。5,380円+10%還元。色々と評判が芳しくない様ではあるが、最初の1~2時間ほどを遊んだ範囲では、そこまで酷評されるほどとも思えない。問題は最後まで遊びきる時間を確保できるかだが、DSならば何とかなるか。
book

縣秀彦, 天文学者はロマンティストか? 知られざるその仕事と素顔

国立天文台普及室長である著者が、現在の天文学者の生態を語った本。自分の専門分野と全く異なる分野の研究者の生態は興味深く、刺激になる。また、天文学の簡単な歴史と興味の移り変わりもコンパクトにまとめられているのでこの分野の素人にも安心。
book

橘玲, 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

橘氏の新刊は、サラリーマン法人 (本書ではマイクロ法人と呼んでいる) がテーマ。法人という不思議な仕組みを利用することで税コストを抑えようという趣旨で、類書で既に述べられていることが多い。ただ、橘氏らしい文章は健在なのでファンなら買いだろう。
diary

第11回北丹沢12時間山岳耐久レース

昨年に引き続き参戦。週間天気予報ではずっと雨の予想が続いていたが、直前に晴れに転じて見事的中今年からは年齢別の時間差スタートではなく、前回完走者やフルマラソン記録上位者を優先する方式となった。もちろん私は対象外最近は真面目に山岳トレーニングをこなしていることもあり、登りは快調。今回からはトレイルシューズを使いはじめたのも大きいかもしれないしかしながら、県境尾根分岐からの標高差700mの激下りで右膝を痛めてしまう。神之川キャンプ場に向けての緩やかな下りで少し飛ばしすぎたのも原因...
book

小島克典, プロ野球2.0

小島克典氏が立命館大学経営学部で行ったスポーツビジネスの講義をまとめたもの。レッドソックスCEO ラリー・ルキーノ、スポーツエージェント 団野村、スポーツ弁護士 水戸重之、スポーツ記者、球団のマーケティング担当者、球団経営者など、プロスポーツ、特にプロ野球に携わる第一線の人達を招いてのインタビューは実に実戦的な内容。中でもプロ野球界の構造的な問題を抉ってくれるスポーツ弁護士 水戸重之のインタビューが面白い。世界の様々なプロスポーツリーグの成り立ちや金銭の流れと見比べると、現在...
comic

泉昌之, 天食

泉昌之名義での13年ぶりの短編集。一番の大当たりは63衛門 (ムッツリえもん) の喰い改め候シリーズ。現代に生きる武士が飯を食うというだけのお話なのだが、まさに泉昌之といったノリが素敵。また、いつも通りの本郷さんの短編もあり安心させてくれる。泉昌之ファンならば間違いなく買い。おすすめ。
book

瓜生中, 知っておきたい仏像の見方

仏像には何となく興味があるけれどもどこから勉強したものか、といった人の一冊目には最適。本当に基礎中の基礎からの解説なので、如来と菩薩の違いも分からないようなド素人にも安心。手軽な文庫なのも嬉しいところ。
book

赤城毅, 書物迷宮

書物狩人の続編。相変わらず少し説明的すぎるきらいがあるが、歴史的事実と虚構の微妙なバランスはお見事。
book

井原万見子, すごい本屋!

和歌山県の山奥にある小さな本屋、イハラ・ハートショップの物語。店長の井原さんが村の子供達に本の楽しさを知ってもらうために、様々な困難に負けずに次々とイベントを企画していく様子は見ていて元気付けられる。ただ、そういったイベントの話題が中心で、肝心の本屋の日常があまり伝わってこないところは少し残念。