fukumoto

diary

2.0.2に上げてみる

tDiaryの脆弱性に関する報告を知りながら諸事情があり2.0.1を使い続けていたが、さすがに観念して2.0.2に上げてみる。単純にtDiaryを入れ替えるだけならばそれほど大きな手間ではないのだが、付随して色々な作業が必要となる。今までruby 1.6.8で運用していたが、2.0.2は1.6系を切り捨てているので、rubyの入れ替えから行う必要があった。さらに、現在借りているサーバはrubyをサポートしていない上、makeができない環境 (以前はできていたのだが、いつの間に...
diary

埼玉ブロンコス vs. 新潟アルビレックスBB @ 所沢市民体育館

S原氏とbjリーグ観戦。所沢市民体育館の埼玉ブロンコス vs. 新潟アルビレックスBB。bjリーグ立ち上げに大きく関わった2チームの対決。bjリーグの試合を観戦するのは初めてだが、十分に楽しめた。試合の合間の空き時間に、チアガールや着ぐるみ (なぜかコバトンがいた) のアトラクションが入るのは嬉しい試合後のコート解放は嬉しいサービス。ついさっきまでプレイが行われていたコート内に入れるのは他の競技ではあまりない会場の1階席は6割ほど埋まっていた。高校生の団体がいくつか入っていた...
book

菊月俊之, 世界のミリメシを実食する 兵士の給食・レーション

に比べると収録されているレーションの種類が少なく、先進国に偏っている。しかしながら、この値段でオールカラーな上、レーションはもちろん、メスキットの写真や歴史資料も多数含まれているのが嬉しい。
hack

窓使いの憂鬱でIMEのON/OFFを独立したキーに割り当てる

PCを使っているといろいろとキーアサインを変える必要に駆られるもので、猫まねきと窓使いの憂鬱を使用している。元々は猫まねきだけで必要としている用途には十分な機能があったのだが、USBキーボードに対応していないために、USBキーボード付のPCを仕事で使うことになったときに窓使いの憂鬱も併用するようになった。キーアサインを変える目的の一つとして、IMEのON/OFFがある。今までは変換キー (HHKを使うときは右◇) でトグルするようにしていた。これはこれでデフォルトのAlt+半...
game

ベスプレ’00用 2006年度データ

毎年恒例 (2005年度, 2004年度, 2003年度) の、The Best Play BaseballWorldの2006年度データがfixされた。相変わらず再現性が高い。
movie

unknown

渋谷のCINE QUINTOでunknownを観る。閉ざされた廃棄工場の中で、意識を取り戻した5人の男たち。毒性のガスを吸い込んだ彼らは、一時的な記憶喪失におちいり、自分が誰なのかも思い出せなくなっていた。ひとつだけ分かっているのは、5人のうち2人が人質で、3人が誘拐犯だということ。いったい自分はどちらなのか? 誰が敵で、誰が味方なのか? 混乱と疑念が渦巻くなか、一挺の銃をめぐって争いを繰り広げる男たち。そこに鳴り響く電話のベル。それは、誘拐犯のボスからのものだった。5人の間...
book

竹本健治, フォア・フォーズの素数

ミステリあり、ホラーあり、SFありのノンジャンルな短編集。「ボクの死んだ宇宙」や「熱病のような消失」などの放り投げられたような作品はよく理解できなかったが、表題作の「フォア・フォーズの素数」はおすすめできる。
book

サイモン・シン, 青木薫(訳), フェルマーの最終定理

一時世間をにぎわせたフェルマーの最終定理。その当時の報道のほとんどはアンドリュー・ワイルズの業績に触れたのみであったが、実際にはそこに至るまでに多くの数学者たちの3世紀に渡る苦闘があった。谷山=志村予想やフライの楕円方程式からフェルマーの最終定理に至るまでの流れがよく整理されており、一気に読ませる。また一般書だからといって数学の論理から逃げることなく、それでいて数学の専門家以外にも理解させる構成は見事としか言いようがない。おすすめ。
movie

明日へのチケット

今日は一日だけ夏休みをとることにした。プレーオフと日本シリーズのためにわざと夏休みをとらずに温存していたのだが、マリーンズがレギュラーシーズンで敗退したので宙に浮いていたのだ。そんなわけで映画を観に行く。渋谷シネ・アミューズで上映中の明日へのチケット。ローマへ向かう一本の列車の中で起こる三組の物語を、エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチの三監督が描く。公式ページではオムニバスではなく共同長編とされており、三つのエピソードは、ほぼ全行程を同乗するアルバニア人...
book

杉山隆男

とをまとめ読み。膨大な取材を元に、ミクロな視点から自衛隊を見つめるスタイルは、近頃氾濫している机の上だけの憲法改正論や自衛隊論とは一線を画した迫力がある。仮想敵国がソビエトだったりとさすがに記述が古くなっている部分もあるが、自衛隊の本質は変わっていないと感じる。特に、自衛隊の微妙な位置付けは、本書の書かれた10年前から進歩がないように思う。