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竹ノ内ひとみ, のれんをくぐりましょ。 (新訂版)

神楽坂の小料理屋の現役アルバイト店員である著者によるエッセイマンガ。 なかなか一見では敷居の高い小料理屋の内情はやっぱり面白い。所々に入る神楽坂 (花街) の小ネタも楽しい。
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坂戸佐兵衛(原作), 旅井とり(作画), めしばな刑事タチバナ (5)

5巻になってもその勢いは衰えず。 今回はほか弁がメインテーマだが、他の小ネタも充実。コロッケそばへの熱い想いは素直に共感できる。
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大和田秀樹, ムダヅモ無き改革 (8)

今回の帯はなんと石破茂。本物。 事業仕分け編もいよいよ大詰め。相変わらず真田の存在感が薄いが、ラスボスの鳩山ユキヲを始めとした民主党ネタが絶好調。 このまま行くと、事業仕分けが終わったあたりでちょうど解散総選挙となりそうな良いタイミング。日本維新の会などの新キャラにも期待。
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沙村広明, ハルシオン・ランチ (1)

沙村広明がギャグもいけるというのは嬉しい新発見。 かなり読者を選ぶマンガで、特にサブカル知識が無いと全く面白くないと思われる。さすがアフタヌーン (の増刊) 。
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桐嶋たける, 完全版 でもホントはカバが好き

あってないようなストーリー、ナンセンスな笑い、黎明期の萌えを具現化した様なキャラクタ造形。90年代前半の角川は今よりも自由な雰囲気があった気がする。
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石田敦子, 球場ラヴァーズ 私が野球に行く理由 (6)

急に伏線を回収し始めたかと思ったら、まさかの完結。続編の "球場ラヴァーズ 私を球場につれてって" が始まるみたいだけど。 今巻はストーリーが忙しいので球場ネタは少し控えめ。ナゴヤドーム、東京ドーム、西武ドーム、マツダスタジアムといった既出の球場巡りが中心で、新規は岩手県営野球場くらい。それでも東京ドームはビールの売り子視点など新しい見せ方をしたりと芸が細かい。
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神原則夫, 西校ジャンバカ列伝 かほりさん (1) (2) (3) (オーラス九蓮宝燈!)

今更ながらまとめ読み。この分量をまとめて読むと来るものがある。 時事ネタが多いが、それも今読むと味がある。 末期はナレーション君や麻雀バカ弟などやや迷走気味だが、それもまた味。
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郷田マモラ, モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚の物語 (5) (6) (7)

7巻の完結編までまとめ読み。 刑務官である主人公の視点で死刑制度の意味を考えるという構成は良いのだが、最後は感情的な結論に至ってしまっていたり、本来は死刑制度とは切り離して考えるべき冤罪問題をないまぜにしてしまったりしているのがやや残念。
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いけだたかし, 34歳無職さん (1)

今風の日常マンガ。 無職と言っても身軽な人間の自主的な無職なのでいわゆるリストラ的な悲壮さも無く、かといって将来に全く不安のない資産家というわけでも無く、というバランスが絶妙。
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鬼頭莫宏, のりりん (4)

だんだん自転車蘊蓄マンガに近づいてきた。ストーリーの進展がゆるやかなので自転車に興味が無いと辛いかもしれないが、そこさえ超えられる人ならば文句なしに楽しめる。