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岡本健太郎, 山賊ダイアリー (1)

著者は銃猟免許もわな猟免許も持っている本物の猟師だけあり、実体験マンガの中では別格の面白さ。 端々から自然や獲物たちへの敬意が感じられるのも好印象。
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坂本タクマ, 屈辱er大河原上 (2)

一巻がバンチコミックスから出ていたために、二巻が三才ブックスから出ていたのを見落としていた屈辱。 三才ブックス版の二巻を買って読み始めた後に、三才ブックス版の一巻も出ていたことを知る屈辱。 バンチコミックス版の一巻が22話まで収録にも関わらず、三才ブックス版の二巻は32話から収録の屈辱。 収録話数の大半が重なっているにも関わらず、三才ブックス版の一巻を買わねばならない屈辱。 三才ブックス版の二巻でも完結しておらず、しかも三巻が発売される気配もない屈辱。
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たかや健二, ぼくの藤子スタジオ日記

ぼくの藤子スタジオ日記。 "3D甲子園 プラコン大作" や "かっとび! 童児" などの連載で活躍する傍ら、藤子プロのチーフアシスタントも務めていたたかや健二による懐古漫画。 そこここから藤本・我孫子両先生への憧憬が感じられると共に両先生のお人柄が感じられるのが好印象。また当時のコロコロコミック読者には懐かしい名前が次々と出てくるのも嬉しい。
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大和田秀樹, ムダヅモ無き改革 (7) 特装版

前巻でついに神々の黄昏 (ラグナロク) 大戦編も終わり新章の獅子の血族編へ。今回は内政が中心で民主党ネタも絶好調。 なお、特装版は "第一次ラグナロク大戦報告書" の小冊子とポストカード、シールが付属する。
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佐藤大輔(原作), 伊藤悠(漫画), 皇国の守護者 (1) (2)

とりあえず2巻まで。 架空世界の戦記モノだが、剣牙虎、導術、天龍族といったファンタジー要素ともう少し地に足の付いた軍事要素とのバランスが素晴らしい。主人公・新城直衛のキャラクタ造形も実に魅力的で、感情移入して読めてしまう。
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谷口ジロー, 凍土の旅人

谷口ジローの短篇集。粒ぞろいだが、中でもを下敷きにした2篇が出色の出来。谷口ジローの筆致が存分に楽しめる大型の判型も嬉しい。
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荒川弘, 銀の匙 Silver Spoon (1)

中勘助ではなく、荒川弘のマンガの方。 農業高校ネタは面白いが、百姓貴族と被るところが多いのはご愛敬。
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鬼頭莫宏, のりりん (2)

2巻目にしてようやく話が動き出し、自転車マンガらしくなってきた。自転車のウンチクも少しづつ増えてきた。 対決はベタといえばベタな展開なのだけどやっぱり面白い。
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木尾士目, ぢごぷり (1) (2)

2巻で完結。 いくらマンガとはいえ、さすがに設定に無理がありすぎるのではないかという気もする。私が知らないだけで、今時のマンガはこんなものなのかもしれないが。 その点を除いて子育てマンガとして読めばそれなり。
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村上たかし, 星守る犬 & 続・星守る犬

穿った見方をするととにかく泣かせようとするあざとい話なのだけれど、私はこういうのに弱い。 全く救いのない話なので、心が弱っているときに読んではいけない本。