review

product

PCの買い換え

気が付いたら前回PCを買い換えてから4年以上経っていた。さすがに色々とガタが来ているので、買い換えてみた。Shuttle SX58H7 Proいつの間にかAOpenがXC Cubeシリーズを辞めてしまっていたので、Shuttleに乗り換え。キュ-ブ型は今やShuttle一択。今時のPCらしく、USBコネクタが異常に多いのは便利外出しのeSATAポートがあるのが地味に便利工作精度はそれほど悪くない色が黒しか選べないのは残念。しかし、Shuttle製品に限らず、今は黒が売れ筋なの...
comic

左剛蔵, アンギャマン リアル遠足伊勢巡礼編

ブログを元にした行脚マンガ。そもそもなぜ行脚に出るかの説明は一切なしで始まるなど、ブログを読んでいない人には着いていけない部分もあるが、内容はそれを補って余りあるほど。はっきり言ってしまうとひたすら歩くだけの内容はある意味退屈ではあるのだが、旅というのは本来そういうものではないかと思えてくる。地味ではあるが、旅先の各地に感謝の気持ちが感じられるのも好印象。
book

橘玲, 大震災の後で人生について語るということ

表題からすると震災後に手がけられた本のようだが、今までの橘玲の著作を焼き直した部分が多く、新たな情報は少ない。橘玲の著作を手にしたことがない方には間違いなく薦められる内容だが、そうでない方は今回は飛ばしても良いだろう。
book

中村敏雄, メンバーチェンジの思想 ルールはなぜ変わるか

中村敏雄の著作には、いつも自分のスポーツに対する無知を気付かされる。いくら現行のルールに基づいた戦術の良し悪しや個々の選手の技能を論じたところで、そのスポーツの成立した背景やその背後にある文化を知らなければただ虚しいだけとなる。本書はそのスポーツの歴史や思想に真っ向から切り込んだ論考をまとめたもの。現代の表面だけのスポーツジャーナリズムに満足できない方にはぜひ手に取っていただきたい。
book

岩崎元郎, 間違いだらけの山登り 「知らなかった」ではすまされない62項目

登山初心者のよくあるミスを集めたもの。言っていることはもっともで、疎かにしていた点に気付かされたことも多いが、大半の項目が経験則や又聞きを論拠としておりエビデンスがはっきりしない点があるのがやや難。
book

子安大輔, ラー油とハイボール 時代の空気は「食」でつかむ

外食系コンサル本。事例分析が中心なのは良いのだが、分析が後付け的なものばかり。さらりと目を通す読み物としては及第点。
comic

諫山創, 進撃の巨人 (1)

たまには話題の作品も。秀逸な設定と所々にある印象的な描写を見ると、評判となる理由は良くわかる。画力はやや難があるが、これから上達しそうな雰囲気は感じる。間違いなく最後まで読ませる力は持っている。インパクト優先で設定を作り色々と風呂敷を広げすぎている感があるため、最後が尻切れに終わらないかが心配ではある。
comic

湯浅ヒトシ, けずり武士 (1)

大江戸活劇のフリをしたグルメマンガ。現代基準で見ると素朴な料理ばかりだが、どれもこれも実に食欲をそそるものばかり。活劇の方はベタなストーリーではあるが水準以上。
product

本棚購入

引越をして少し部屋が広くなったので、本棚を追加した。自作も考えたが、安くあがるものでもなく労力を考えるとあまり割に合わないので、既製品に。品質の割には比較的安価に見えた白井産業のスロフィーを注文した。値段の割には品質はそこそこ。材質はプリント紙化粧繊維板だが、値段を考えれば仕方ない幅木カットが無いので注意が必要奥行き210mm (内寸190mm) の薄型を選べるのが嬉しい高さ1800mmの棚に上置き棚を乗せて天井で突っ張る形にできる"すべての棚が3cm間隔で移動できるので、あ...
book

久住昌之, 食い意地クン

久住さんお得意の食エッセイ。新味はないが、安定した面白さ。今回は泉晴紀さんではなく本人自ら (おならブー太名義で) 挿し絵や装丁も手がけているが、これもヘタウマ系でなかなか。