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白正男(作), 山戸大輔(画), テコンダー朴 (5) (6)

単行本がコアマガジンに移籍し新装版となった際に収録話数が変更となったため、青林堂版の3巻の続きがこのコアマガジン版の5巻からとなる。 しばらくはネットのネタが続き食傷気味だったが、ここに来て皇族関係のネタを突っ込んでくるなど昔の暴走気味の勢いが戻ってきたように感じる。
movie

ラガーン

久しぶりのインド映画。ラガーンを鑑賞。 1893年インド。干ばつに苦しむ農民たちに課せられた厳しい年貢。傲慢な英国人将校は、クリケットで勝てば年貢は免除、負けたら3倍という賭けを持ちかける。 というあらすじだけで展開もオチも予想でき、実際にその通りのストーリーなのだが、それでも抜群に面白いのがすごいところ。いつものインド映画の歌と踊りに加えて、一昔前のスポ根マンガを思わせるような展開も熱い。
book

金田淳子, 『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ

noteの連載に加筆して書籍化したもの。 腐女子特有の異様なテンションの文章に圧倒されるが、それだけにとどまらないのが本書のすごいところ。本職の研究者だけあって、BL、ネット文化、マンガ史など様々な分野の知識が溢れており、脚注を読むだけでも一苦労なボリューム。 BL方面は好き嫌いが分かれるとは思うが、刃牙とBLのどちらか片方だけでも興味がある人は是非手にとって欲しい。
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キャビン

普通のホラー映画かと思って観始めたが、途中からどんどん話がズレていきパロディ全開の展開に。普通のホラー映画を見飽きた人向けの作品かもしれない。
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卍, 馬券裁判 競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実

内容は薄めで、予想法自体の話はほとんどなし。馬王を使っていることは明記されているが、その他は以下のような記述が見られる程度。 今までの「強い馬を買う」という予想スタンスから、「過小評価されている馬を買う」という予想スタンスへ変化していきました。 私は、休日を利用して数か月かけて、思いつく様々なファクターを検証し、最終的に約40のファクターを採用することにしました (これらのファクターに基づいてユーザ得点の計算式を補正することにしました)。 裁判の過程の記述もあっさりしたもので...
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服部昇大, 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (5)

今回も描き下ろしは1本のみだがお布施として買う。 5巻まで来てもネタ切れ感がなく、安定のクオリティ。ラブコメ方面に行きそうで行かないのも良い。
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トゥルーマン・ショー

たまにはハリウッド映画でも。 多くの人が一度くらいは自分の周りがすべて脚本通りに動いているのではないかと夢想したことがあるかと思うが、そんな思いを見事に映画に落とし込んだ作品。完璧なプロットもさることながら、画面の端々まで行き届いた作り込みが嬉しい。繰り返し観ても新たな発見がある。
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九井諒子, ダンジョン飯 (10)

狂乱の魔術師のストーリーも佳境に入りシリアスな局面が増えてきたが、そんな中でもボーパルバニー編でしっかりとユーモアと料理を入れてくるバランスには天才的なものを感じる。
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パラサイト 半地下の家族

"パラサイト" と "半地下の家族" の両方の要素が見事に融合した作品。 序盤は "パラサイト" として生きる家族がコメディタッチで描かれる。倫理的にはあまり称賛される内容ではないが、たくましく生きる家族の姿には痛快さすら感じる。後半は一転して "半地下の家族" のテーマに切り替わる。この作品では "半地下" や "地下" に様々な意味を含ませており、極めて社会性の強いメッセージが次々と押し寄せてくる。 画作りも監督の意図を強く感じる場面が多い。特に "地下" と高所の対比が...
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土井善晴, ふだんの料理がおいしくなる理由 「きれい」な味作りのレッスン

一見よくあるレシピ本だが、「きれい」な料理がおいしいという思想が根底に流れているのがミソ。多分に精神論的ではあるが、 「きれい」なお料理というのは、「食べ頃」をとらえたお料理でもあります。カラリと揚がったきれいなキツネ色のあじフライをおいしそうに感じるのは、それが「食べ頃」を示しているから。目玉焼きの白身のまわりのチリチリも、食べておいしいと感じる火の通り方になっている合図だし、じっくり煮た大根のべっこう色も、味がそこまでしみているというしるし。自分の目で見て「きれいだな」と...