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入江敦彦, イケズの構造

私のような関東人は絶対に京都に住めないと確信できる本。 読み物としてもなかなか。
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福地誠(著), 桐島いつみ(漫画), ネット麻雀・ロジカル戦術入門

ロジカルと言うほどロジカルでもないが、それでも麻雀戦術本としてはマシな部類。 本書で述べられているのは天鳳の強者達に近い戦術だとは思うが、その数値的な裏付けが甘い。たまに "誰かがコンピュータでプログラムを組んで検証してくれて、こちらの方が有利と出ました" という他力本願なものがあるが、具体的な数値は全く出てこないのでツッコミの入れようもない。 桐島いつみの漫画はダジャレのみ。の頃のようなキレはもうないのか。
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アントニオ猪木, 猪木詩集「馬鹿になれ」

実は元気が出ないときに繰り返し読んでいる一冊。 詩において表現技法云々はあくまで脇役であることを思い知らせてくれる素直で力強い詩の数々。写真と合わせて、猪木の格好良さがどこまでも伝わってくる。 猪木信者ではなくとも一度読んで欲しい。
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若原正己, 黒人はなぜ足が速いのか 「走る遺伝子」の謎

大丈夫なのかこのタイトル、と思ったが内容は意外と科学的。 人種間の運動能力の差についてはオリンピックの結果を軽くまとめただけで流して、遺伝子の細かい話が本題。妙に細部に踏み込む割には、すっきりと納得できる内容があまり多くない。
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杜康潤, 坊主DAYS

寺エッセイマンガ。 この手のエッセイマンガのデフォルトである腐女子風味さえ我慢できれば悪くない。
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谷岡一郎, エッシャーとペンローズ・タイル

近頃は社会学系の本を出さずに趣味のSFやパズル、ポーカーあたりに浮気していると思ったら、今度はペンローズ・タイルときた。 数学者ではないので厳密さには少し欠けるが、十分に知的好奇心を刺激してくれる内容。図版も豊富で、眺めているだけでも十分に楽しい。おすすめ。
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玉木正之, 続「スポーツ解体新書」

良く言えば玉木正之の集大成的な本。氏の著作や連載を読んでいる人にとっては新しい情報は少ないが、日本のスポーツの問題点をえぐり出す力はやはり見事。
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塞神雹夜, 中二病取扱説明書

ネットで拾ってきたネタを集めたような本だが、自分が中二病であることを再確認できた。
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べつやくれい, 東京おさぼりスポット探検隊

いつも通りのゆるゆるなエッセイコミック。 実用的かというと疑問だが、マンガとしては悪くない。
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馬場裕一, 実戦! ブレイン麻雀 言い訳無用のリアルタイム麻雀解説

対局中にリアルタイムに解説をしていくというスタイルなので仕方ない部分もあるが、一局の事象を過度に一般化しているのが気になる。また、馬場プロの解説も基本的に打ち手の発言を鵜呑みにするもので、せいぜいその局において正しかったのかの解説のみ。本当にその発言が正しかったのかをきちんと統計的に検証するくらいの気概が欲しかった。無理だろうけど。 オカルトが多い (血液型で性格を読むと言い放つプロがいる!) のは読んでいて萎える。