biography

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ヒトラー 最期の12日間

池袋シネマサンシャインでヒトラー 最期の12日間を鑑賞。朝一の回だったせいか、客の入りは3割程度。映画は第二次世界大戦末期の1945年、ソ連軍によるベルリン包囲からドイツの無条件降伏までの12日間のみを描く。おそらく、ヒトラーとナチスがしてきたことには一切触れない点が、エルサレムポスト紙の「ドイツは虐殺の歴史を取り繕い美化している」というコメントにつながっている。しかし、自国の忘れたい歴史から目を背けずに注視する姿勢はもっと評価しても良いと思う。ブルーノ・ガンツ演じるヒトラー...
book

森達也, 職業欄はエスパー

前作のと同じく、テレビドキュメンタリーを元にしたノンフィクション。清田益章、秋山真人、堤裕司といった有名超能力者を取材対象としているが、その超能力の真偽には触れない。超能力の真偽をテーマとしてしまうと、結局は信じるか信じないか、超能力の定義とは何か、といったところに終始してしまうばかりで、そんな企画は他にいくらでもある。本書の興味深いところは、そういった泥沼的な論争ではなく、超能力者として生きることを選択した人々の生活にスポットを当てていること。特に、11歳の頃からテレビに翻...
comic

吾妻ひでお, 失踪日記

吾妻ひでお先生が、自身の失踪、ホームレス、自殺未遂、アル中と転げ落ちていった体験を漫画で綴る。テーマがテーマだけに悲壮な内容となってもおかしくないところを、ほとんどギャグ漫画にしてしまうところが吾妻先生のすごいところ。所々に、窃盗を思わせる表現がみられたりアレなところもあるが、そこさえ目をつむればお勧め。
book

マーティ・キーナート, 文武両道、日本になし

ミステリマガジンに連載していた "文武両道スポーツ・ヒーロー列伝" をまとめて、玉木正之氏との対談を加えたものです。欧米の "文武両道" な人々の紹介が主で、日本ではなぜそういった "文武両道" な選手が育たないのか、そういった選手が生まれてくるためにはどうすればよいのか、といった点についての考察があまりみられなかったのが残念です。
book

星野力, 誰がどうやってコンピュータを創ったのか?

各種伝説が一人歩きをしている部分が大きいコンピュータ初期の話について、きちんと一次情報まで追いかけて検証してまとめています。ノイマンがコンピュータを発明した? 世界最初のコンピュータはENIACか?エイダの伝説は本当か? プログラム内蔵方式は誰の発明か? など。
comic

関川夏央, 谷口ジロー, 坊ちゃんの時代 (全5巻)

最近、谷口ジローがマイブームなので全5巻を大人買いしてみる。 "凛冽たり近代 なお精彩あり明治人" のサブタイトル通り、明治人の生き様が心に染みいる。