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施川ユウキ, バーナード嬢曰く。 (4)

今巻も素晴らしい。安易に登場人物を増やすでもなく、新展開を入れるでもなく、淡々と読書の素晴らしさを伝えながら人物を掘り下げていくのが良い。
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紀田順一郎, 蔵書一代 なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか

田舎に大きな書庫を備えた家を建てて好きな本に囲まれて暮らすという夢は、すべての蔵書家が一度は思い描いたことがあるだろう。そんな暮らしを一度は実現しながら、家族や自身の健康などの理由で捨てざるを得なくなったのは心情を察するに余りある。さらにその際に3万冊超の蔵書を手放さざるを得なくなったとなると、自らの半身をもぎとられたようなという比喩では物足りないだろう。そんな著者の体験を踏まえ、さらに個人蔵書の受難の時代背景や名だたる蔵書家たちのエピソードを折り込み、蔵書論ともいうべき作品...
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書皮友好協会(監修), 日本のブックカバー

書店でかけてもらえるブックカバー (書皮) のカタログ。昔通った懐かしい書店のカバーも、見覚えがないものも、眺めているだけでノスタルジックな気分に浸れて幸せ。とはいえ、今や私も書店で書籍を購入することはめっきり減っており、この本ももう少し経つと貴重な "史料" となってしまうのだろう。
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松原隆一郎, 堀部安嗣, 書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト

巻頭の美しい写真に、本書の価値のほぼすべてが詰まっている。本好きならば一度は夢想する書庫を本当に体現してしまったのは、ただただ羨ましい。それでも狭小住宅であるがために、庶民にももしかしたらという夢を抱かせてくれる。なお、目の前の蔵書を整理する助けにはまったくならないので、その方面のヒントを探している方はご注意を。
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玉川重機, 草子ブックガイド (1)

読書をテーマにしたマンガでところどころ共感できるところはあるのだが、やはり万引きからのスタートでは感情移入しにくい。絵はモーニングというよりはアフタヌーン風に感じるが、好みが分かれるところか。
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喜多村拓, 古本迷宮

著者の本業である古本屋を舞台にした連作短編集。フィクションとノンフィクションの狭間をさまよう少し不思議な作品ばかりで、読後感が非常に良い。
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のむらしんぼ, コロコロ創刊伝説 (1) (2)

のむらしんぼ先生の視点から振り返ったコロコロ史。マンガのセンスが当時のままなのが、直撃世代にはたまらない。作者本人の凋落などいたたまれない要素もあるが、それでもギャグにしてしまうところはマンガ家魂を感じる。
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巻来功士, 連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏

巻来功士の自伝的作品。半生を駆け足でなぞったやや淡白な内容だが、失敗も含めて過去を総括しているところは好感が持てる。
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「図書」編集部 (編), 書斎の王様

14人の知識人がそれぞれの書斎を紹介するエッセイ集。大学教授と作家が多め。電子書籍どころかPCの普及もまだ進んでいない1980年代 (ワープロを導入している著者もいるがまだ少数派) だけに、紙の本とどう戦っていくかが話題の中心。このあたりは今の時代でも変わらず共感できる。また、そんな時代でも喫茶店や電車内など自宅外に書斎を求めるノマド的なスタイルを模索している者も案外多いのが新鮮。
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施川ユウキ, バーナード嬢曰く。 (3)

前巻に続き、長期連載の様相を呈してきた。相変わらず読書あるあるが中心だが、地味にさわ子としおりの友情が進んでいるような進んでいないような。下手に新キャラを投入せずに人間関係を丁寧に描き続けているのが好印象。