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たかや健二, ぼくの藤子スタジオ日記

ぼくの藤子スタジオ日記。"3D甲子園 プラコン大作" や "かっとび! 童児" などの連載で活躍する傍ら、藤子プロのチーフアシスタントも務めていたたかや健二による懐古漫画。そこここから藤本・我孫子両先生への憧憬が感じられると共に両先生のお人柄が感じられるのが好印象。また当時のコロコロコミック読者には懐かしい名前が次々と出てくるのも嬉しい。
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尾崎浩一, 危ない! 共同出版 夢を食い物にする錯覚商法

集団訴訟で話題になった新風舎の共同出版商法の糾弾本。被害者側に大きく肩入れしているため、全編を通して新風舎憎しの論調であり、客観性はない。無知なままに共同出版契約を結ぼうとしている著者に注意喚起するという目的は達成されているが、ルポタージュとしての質は低い。新風舎側の人間へのインタビューは、新風舎に嫌気がさして退職した元社員のみ。一番の見所は、その退職者から入手したとされる営業マニュアル。この種の詐欺に遭う人々がどういったキーワードに反応するかは興味深い。
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本棚購入

引越をして少し部屋が広くなったので、本棚を追加した。自作も考えたが、安くあがるものでもなく労力を考えるとあまり割に合わないので、既製品に。品質の割には比較的安価に見えた白井産業のスロフィーを注文した。値段の割には品質はそこそこ。材質はプリント紙化粧繊維板だが、値段を考えれば仕方ない幅木カットが無いので注意が必要奥行き210mm (内寸190mm) の薄型を選べるのが嬉しい高さ1800mmの棚に上置き棚を乗せて天井で突っ張る形にできる"すべての棚が3cm間隔で移動できるので、あ...
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戸田プロダクション, 清く正しい本棚の作り方

清く正しい本棚の作り方のサイトを単行本化したもの。前半はWebサイトからの流用が大半だが、後半は新たに本棚を作成しての書き下ろしと撮り下ろし。元原稿は10年ほど前のものだが、現在でも理想的な本棚を取り扱うお店はほとんど無いので、自作は有力な選択肢であり続けている。
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小林弘人, 新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に

著者はサイゾーやギズモード・ジャパンの立ち上げで知られる方。話がポンポン飛ぶ雑多な構成とラフな文体が少々読みにくいが、"雑誌の役割はコミュニティを作ること" というメッセージは伝わってくる。
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スティーヴン・ヤング(著), 薄井ゆうじ(訳), 本の虫 その生態と病理 絶滅から守るために

本の虫 (bookworm) は実在した! として、一冊丸々仕上げてしまったユーモア本。本の虫に寄生された場合の症状には思い当たるところが多い :-)文中にちりばめられた小ネタの数々にもニヤリとさせられる。イザヤ・ベンダサン方式も効果的。
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わたなべぽん, 桃色書店へようこそ

アダルトグッズも扱う古書店の女性店長によるエッセイマンガ。絵柄と内容のギャップが味。
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葛西りいち, あしめし すりー アシを辞めてもメシが食えんのか

もはやアシではないので、普通の漫画家の日記エッセイになりつつある。
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見ル野栄司, 敏腕編集! インコさん

書店ではシブすぎ技術に男泣き!の方が売れている様に見えるが、こっちの方が当たりだった。
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葛西りいち, あしめし つう アシ仲間でメシが食えんのか

あしめしの続編。以前よりもさらに内輪ウケに近づいているが、色々と私生活的に動きが出てきて今後が少し気になってしまう。