computer

hack

Mimestream

しばらくChrome Application ShortcutでGmail生活をしていたが、Mimestreamに乗り換えることとした。もともとGmailクライアント選定の条件としていた点の大半は満たしている。独立したアプリケーションなので当然ブラウザとは別のウィンドウで開けるし、ショートカットでいつでも手元に呼び出せる。メール編集中に常に宛先を表示しておける。Gmail互換のショートカットが使える (ただし、P/nのスレッド内移動など、いくつか使えないショートカットもある)...
product

Kensington SlimBlade Trackball

Expert Mouse Optical Trackballとの一番の違いはスクロール。専用のホイールではなく、大玉を水平方向に回すことでスクロールする。内蔵スピーカから流れるカチカチ音も心地良い (が、これは好みが分かれるかもしれない)。慣れると、球全体をつまむことなく球の右側 (右利きの場合) の腹をこするだけでスクロールできるようになる。今どきのポインティングデバイスほど大量のボタンが付いているわけではなく、シンプルな作り。大量のマクロを登録してという使い方には向かない...
product

Apple iPhone 13 Pro Max SIMフリー

2年ぶりにiPhoneを新調。まだ十分に使える状態ではあったが、iPhoneが限界を迎えていた家内に今まで使っていたiPhone XSをお下がりに出すためもあって更新した。やはり画面の大きさは正義と感じる。他の性能はあまりiPhone XSからの変化を感じないが、これだけでも機種変更する価値がある。
comic

鈴木みそ, X (てん) までとどけ アイゾー版

2000年代ごろのコンピュータの歴史を刻んだマンガ。当時の空気感を感じられる数少ないメディアだと思う。各ページに掲載年月が書かれているのも親切。タイトル通りApple製品のネタが中心だが、Orkut、mixi、Movable Typeなどそれ以外の周辺情報も豊富。ゴミばかりが引っかかる検索エンジンなど、予言とも言えるネタも多い。
hack

macOSのGmailクライアントを考える

Gmail生活の不満色々あってGmail (正確にはGoogle Workspace) で生活することが増えてきた。Web版のインタフェースでも十分に使えるのだが、使い込んでいくと痒いところに手が届かない細かな欠点が目につくようになってきた。具体的には以下の点だ。ブラウザとは別のウィンドウで開きたい。できればショートカットでいつでも手元に呼び出したいメール編集中に常に宛先を表示しておけないのが怖い一部のアカウントのみ自動でbccを付加したいメールの改行を自分で制御したい。ルー...
product

Anker PowerExpand 11-in-1

都合でMacbook Proを使うこととなったため購入。発売直後の個数限定セールで5,992円。この手のハブとしてはかなり大きめで、常時装着して使うのには向かなそう。古いモニタを活用するためのポートリプリケータとして使うか、お守り代わりに鞄の奥底に忍ばせておくかになるだろう。私は後者の使い方だが、11-in-1ともなるとさすがに必要な機能を一通り備えており、Let's NOTE並のインタフェースとなる。さすがにアナログRGBと光学ドライブは付かないが。持ち運び用の袋がオマケで...
product

ロジテック HDDスタンド LGB-1BSTUC

バックアップ用のHDDを繋ぐのに、USB3.2 Gen 2 (USB 3.1) が欲しくなったので購入。2.5/3.5インチ両対応。上から挿すタイプだが、2.5インチを挿した場合も隙間からホコリが入らない工夫が嬉しい (ただし、薄型の3.5インチの場合は少々隙間ができる)当然HDD自体がむき出しなので、長期間使わない場合はホコリ対応が必要。私はミニタオルを掛けている縦置きなのでモニタの後ろに隠して置けるのも良い電源スイッチ、電源ジャック、USBジャックが一箇所にまとまっている...
book

小飼弾, 小飼弾のコードなエッセイ 我々は本当に世界を理解してコードしているのだろうか?

Software Design誌の連載に加筆修正したもの。エッセイ風の読み味ながら、本物のプログラマならではの含蓄がそこかしこに溢れている。プログラマはさせてはならないことをできなくしてなんぼAPIを設計するにあたって一番大事なのは、「API以外のアクセス手段を設けてはならない」ということAlan Kayの台詞 "People who are really serious about software should make their own hardware"現代における...
book

お知らせ, 世界最強麻雀AI Suphxの衝撃

天鳳10段を達成したSuphxの解説書。外部のプレイヤー (第14代四麻天鳳位) による牌譜の解説のみで、開発者の手による解説はなし。Suphxの打ち筋で特徴的なのは、将来の押し引きを想定した手牌のスリム化。浮き牌の安全度を常に意識した見切りや早めの生牌字牌の処理などは、今後の打ち筋の標準になっていく可能性が高いと感じる。
book

川添愛, 白と黒のとびら オートマトンと形式言語をめぐる冒険

おそらく世界初のオートマトン小説。有限オートマトンから始まり、プッシュダウンオートマトン、線形拘束オートマトン、チューリングマシンといった情報工学の理解に欠かせない理論を小説形式で楽しく学べる。特に序盤は一番の基礎となる有限オートマトンを噛んで含めるように説明してくれるので、初学者にもお勧めできる。中盤以降はやや駆け足な印象があるが、一つ一つの課題を主人公とともにじっくりと解いていけば決して理解できない内容ではない。