design

book

梶本洋子, 小林哲之, 藤井浩二, Wordでマスターする使えるビジネス文書 レイアウトの極意

Microsoft Wordだけで専用ソフト級の印刷物を作ろうという企画。オートシェイプを駆使して見事な絵を作り上げていくさまは感動的ですらある。ややバッドノウハウ的な技術も散見されるのはご愛嬌か。 使用しているのはWord 2000だが、オートシェイプの使いこなしなど最新版でも利用できる技術が多い。ただし、ある程度デザインの基礎知識がある読者が想定されていると思われ、一切デザインの勉強をしたことが無い人が一冊目に読む本ではない。
book

Peter Morville(著), Jeffery Callender(著), 浅野紀予(訳), 検索と発見のためのデザイン エクスペリエンスの未来へ

検索に焦点を当てたユーザインタフェース本。 デザインを体系的に学べる本ではないが、優れた検索デザインのカタログとしてはなかなか。フルカラーで図版が豊富なのも嬉しい。
book

山口周, 外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック

これは、と思うところに付箋を付けながら読み進めていたら、読み終わる頃には付箋だらけになってしまった。決してボリュームのある本ではないが、非常に密度が高い。 スライド作成をテーマにしているが、小手先のテクニックに走ることなく、メッセージを伝えるための本質に正面から取り組んでいる。実例も豊富ですとんと腹落ちする。おすすめ。
book

中田亨, 「事務ミス」をナメるな!

ヒューマンエラーの専門家による事務ミスの本。ヒューマンエラーの本というと生産現場に関するものが多く、事務処理に焦点を当てたものはやや珍しい。 理論とケーススタディの双方をきちんとカバーしており、実に理解しやすい。特にケーススタディの方は多くの企業で見られる様なケースを適切に抽出してあり、すとんと腹落ちする。おすすめ。
product

野口悠紀雄(監修), 「超」整理手帳 スタンダード2013

今年も変わらず「超」整理手帳。 手帳ホルダの材質は2012と同じで、やや青みがかった黒。カラーバリエーションは無し2012では独立して挟み込まれていたカンガルーホルダが、手帳ホルダと一体型にスケジュールシートのデザインも少し変更され、フォントは控えめ、色も淡め。また右端の塗り潰しが復活した毎年すぐ切れるペンホルダの材質は、今年も変化ない様に見えるゼブラルーラーに代わり、少し固めの定規兼分度器が付くようになった。ゼブラルーラーと異なり、ラフに扱っていると割れそうな材質ではある今...
book

板橋悟, ビジネスモデルを見える化する ピクト図解

以前読んだダイジェスト版がなかなかの出来だったので親本の方も。 ピクト図を書く方法についてはダイジェスト版のままで、新しい情報は無い。差分は多数の事例とダイアグラム発想法やアナロジー発想法と組み合わせた応用例、発想の収束方法など。
product

Kensington Expert Mouse Optical Trackball

先日、マウスからトラックボールに宗旨変えしてしばらく使用していたが、唯一ホイール動作だけがしっくり来なかったため、定番のKensington Expert Mouse Optical Trackballを導入した。 ホイール替わりのScroll Ringはやはり良い。トラックボールから手を離さず、ボタンの同時押し等の操作も必要なくスクロールできるのはやはり快適。購入当初はやや回転が重い感があったが、数時間ほど使用していると滑らかに回るようになった。 ホイールと4つのボタンをす...
product

アーロンチェアとゴムキャスター

8年半ほど前に購入してからずっと愛用してきたアーロンチェアを父親にとられた (もう少し正確に書くと、しばらく海外に行っている間に実家に預けていたらものすごく気に入られていたので献上した) ので、新調することにした。 この8年半の間にランバーサポートがポスチャーフィットに変わったが、その他の大きな変更はなし。アームの高さ調節がダイヤル式からレバー式に変更されたりといったマイナーな改善はあるが、大きく手を入れるところがないのは、その完成度の高さ故か。 しかしながら、日本のフローリ...
book

ドナルド・ノーマン(著), 伊賀聡一郎(訳), 岡本明(訳), 安村通晃(訳), 複雑さと共に暮らす デザインの挑戦

ノーマン先生の新著。 複雑さは避けられるものでも無理に減らすべきものでもなく、一貫性を持って扱える様にするべきものであるとの論。他の著作と同様、豊富な事例や図版に気付かされることが多い。
product

野口悠紀雄(監修), 「超」整理手帳2012スタンダード

毎年購入していた「超」整理手帳。昨年は米国で売っておらず手に入らなかった (紀伊國屋書店サンフランシスコ店でも取り扱いが無かった) ので、2年ぶりの購入。 手帳ホルダの材質は2010と大差ないが、色味はわずかに青みがかっている。ラインナップの一つとして並べるのならともかく、一色決め打ちのスタンダードなのだから、もう少し癖のない黒にして欲しかった毎年すぐ切れるペンホルダの材質も変化ない様に見える手帳ホルダにポケットが付いたが、便利かどうか良くわからない。それに追いやられて名刺入...