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神奈川のりこ, ラーメン屋のヨメ

ほのぼの系のラーメン屋切り盛り四コマ。特に盛り上がりがあるわけではないが安定した面白さ。合間のラーメン屋レポートもなかなか。
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鳴見なる, ラーメン大好き小泉さん (1)

今風の食マンガに萌えを加えて一ひねり。ラーメンの蘊蓄などは控え目なので、絵を楽しむマンガかもしれない。
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中村孝司, みかんの面白いむき方大百科

YouTubeで話題になり、その勢いで単行本化。あくまでも一発ネタなので過剰に期待すると裏切られるかもしれないが、ネタ本と割り切るのならばアリ。
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河合単, マンガ・うんちくラーメン

マンガの形式ではあるものの、かなり文字が多め。ラーメン発見伝のネタの使い回しが目立つが仕方のないところか。
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岡田好弘(作), 神谷圭介(絵/文), あたらしいみかんのむきかた

タイトルそのままの本だが、実におバカで良い (褒め言葉) 。もはやみかんを剥くというレベルを超え、芸術の域にまで昇華している。
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イトウエルマ, 立ちそばガール! そば このファストで奥深い世界

立ちそばの名店やチェーン店を巡ったレポート集。立ち食い蕎麦のファンならば多くの人が知っている名店が中心で、新店開拓には向かない。著者自身も蕎麦を打つようで、その視点での分析は興味深い。
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フェイス・ダルージオ(著), みつぢまちこ(訳), 地球の食卓 世界24か国の家族のごはん. ピーター・メンツェル(著)

世界各国の家族を訪ね、1週間分の食料を見せてもらう試み。経済的にも気候的にも文化的にも幅広く選択されている。大判を活かした美麗な写真の数々はまさに眼福。個人的な好みもあるが、中国やグリーンランドなど、伝統的な食生活に近代化の波が押し寄せている様子が堪らない。レイアウトが今ひとつなのが残念。文章の流し込みがまずく、一連の文章が生き別れになっている箇所が散見される。
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水島弘史, 美味しさの常識を疑え! 強火をやめると、誰でも料理がうまくなる!

今日からおいしくなる洋食のシンプルルールの改訂版と言ったところ。火加減、塩加減、切り方という基本中の基本のところに絞った解説が実に分かりやすい。従来の料理の常識と反する部分が多々あるが、一つ一つ理詰めで説得力がある。
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深谷陽, スパイシー・カフェガール

スパイスビームの前作にあたる作品。この頃に既に骨格は完成しており、異常にウマそうな食事と先を読ませない展開が高いレベルで融合している。
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福田里香(著), オノ・ナツメ(挿画), ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50

映画やマンガでよくあるステレオタイプな表現のうち、特に食にまつわるものをまとめたもの。映画ファンにとっては常識的なものも多く、また特に網羅性が高いというわけでもないので、軽い読み物としてどうぞ。