food

comic

藤木TDC×和泉晴紀, 辺境酒場ぶらり飲み

孤独のグルメのヒットを受けてというわけではないだろうが、和泉晴紀も食マンガを描いていた。久住昌之とのコンビとはまたひと味違った雰囲気。繁華街からは少し外れた "辺境" をテーマにしており、お店のチョイスも所々に挟まれる小ネタも渋い。このあたりは藤木TDCのセンスか。
book

井出留美, 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか

食品ロスが生まれる社会的な背景を中心に扱う。消費者のゼロリスク志向、食品メーカーの過剰な安全基準、日付後退品を拒否する流通など、さまざまな要因が絡み合って大量の食品ロスを生み出していることがよく分かる。
comic

Anthony Bourdain(Author), Joel Rose(Author), Langdon Foss(Illustrator), Jose Villarrubia(Illustrator), GET JIRO!

ディストピア化した世界で寿司を握り包丁を振り回すJIROを描いた怪作。その舞台設定はさておき、ストーリーラインは意外にしっかりしており、アートの質も高い。偏見を持たずに読むべき。
comic

岡本健太郎, 山賊ダイアリー (5) (6)

だいぶ長期連載になってきた。日常の安定した面白さの上に、アメリカザリガニ、ヌートリア、アナグマなどの珍味追求が加わり飽きさせない。
product

HARIO 水出しコーヒーポット ミニ

夏場のアイスコーヒーがぶ飲み用に購入。夜に豆を挽いて水と一緒に入れてマドラーでくるりとひと混ぜ。あとは冷蔵庫で一晩寝かすだけで、朝にはちょっとした喫茶店並みのアイスコーヒーが楽しめる。コーヒー豆は通販でキロ単位でまとめ買いをしたもので十分。ポリエステルのメッシュが使われているので、洗って何度も繰り返し使えるのがエコで良い。保守部品としてので安心。メッシュ部分の底が外れるので、抽出後のコーヒー豆を捨てやすい工夫も良い。底の締め方が甘いとマドラーでかき混ぜる際に外れてしまうことが...
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (6)

思いの外長期連載になってきた。それでも他のパーティとの絡みも増えてダレさせないのはさすが。しかし、ややシリアス路線に寄ってきており、コミカルな場面が減っているのは気になる。
diary

ニースとモデナ

2度目のニース出張のついでにモデナに立ち寄って打ち合わせ。モデナはボローニャから鉄道で30分少々。宿はボローニャのダウンタウンにとったニースからボローニャは直行便がなく、鉄道で行くにも少し遠い。やむなくフランクフルト経由で移動ボローニャに泊まる以上、やはりボロネーゼを食べなければいけない。帰りの空港へ向かう直前にホテル近くのお店で。後は帰るだけなので、昼からワインと一緒に
comic

泉昌之, 食の軍師 (6)

前巻の地方シリーズは一段落し、今度のテーマは大衆食堂。このテーマは、ある意味で泉昌之らしさが存分に出せるシリーズだろう。それだけに、マンネリやワンパターンと叩かれそうだが、それも含めて楽しむべき作品という気がする。
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (5)

やはりファリン救出後もまだまだ続きそうな雰囲気。他のパーティも深掘りが始まり、物語に深みが増してきた。肝心の飯要素が控え目になってきているのだけが残念。
book

友里征耶, グルメの嘘

グルメライター業界の暴露本と言えば良いだろうか。業界への恨みつらみがつのっているためかやや独善的に感じるが、業界の裏事情を知れるという点は悪くない。