mahjong

comic

大和田秀樹, ムダヅモ無き改革

amazonで予約注文していたが、発売日を過ぎてから調達が送れている旨のメールが届いたので、近所の書店にて購入。もちろんそちらでは平積み。相変わらず書籍の流通はよくわからない。 近代麻雀での連載時から楽しみにしていたが、待望の単行本化。ここ10年で一番の麻雀ギャグ漫画ではないだろうか (私の中ではを越えた) 。間違いなくおすすめ。 ところで、本書には巻数が振られていないのだが、これで連載終了なのだろうか。竹書房のことなのでそのあたりは読めないが、是非とも何らかの形で続編をお願...
book

石畑恭平, コンピュータ麻雀のアルゴリズム AIインターフェイスと思考ルーチンを作る

半分くらいは、"まうじゃん for Java" 用の麻雀AIを作成するのに必要なインタフェースのマニュアル。将棋やチェスの世界と異なり、麻雀ではAI同士を対戦させるという仕組みが整備されていなかったが、これで状況が改善されると楽しくなりそう。 残り半分がお目当ての思考ルーチンの解説。サンプルプログラムという位置付けなのでそれほど凝ったものではなく、比較的シンプルな評価関数ベースのアルゴリズムのみ紹介されている。とはいえ、書籍の形で読めるものは少ないのでありがたい。
game

天鳳

しばらく東風荘ともご無沙汰していたが、久しぶりにネット麻雀で遊んでみる。さすがに東風荘という時代でもなさそうなので、最近評判の天鳳を試してみる。 さすがに今時のソフトなので、グラフィックは東風荘とは比べるべくもない東風荘の大きな問題の一つであった鳴きが可能な際に動作が一瞬止まる問題について、一応の対策がしてある。ランダムに待ち時間を入れるだけだが、それなりに効果はありそう今風の喰い断アリ、赤アリの普通のルールで遊べるのは嬉しい牌符を残すのに色々制限があり、また分析ツールも出そ...
diary

久しぶりの町田の風景

最近、町田ゼルビアが好調で、関東サッカーリーグ1部で優勝を決めた。全国地域リーグ決勝大会で上位に入れば晴れてJFL昇格となる。町田は就職で離れるまで多くの時間を過ごしたこともあり愛着のある街なので、これを機会に訪れてみることにした。18きっぷも1回分残っていることだし。 試合まで少し時間があったので、町田の街をうろつく。実家に帰るときに通過することは何度かあったが、降りて街を歩くのは久しぶり。なんだか今風の街になっていた。 都南デパートは無くなった (一龍のラーメンが好きだっ...
book

『近代麻雀』編集部(監修), 麻雀王〈2〉最強の押し引き法則

ハンバート氏がお勧めしていたので読んでみる。近代麻雀編集部の名義だが、実質的な著者は福地誠氏。 押し引きだけにフォーカスした内容は、まわし打ちの重要性が大きく低下している現代向きの内容。判断基準も今風で、ハンバートの指摘通り超・入門 科学する麻雀の影響が強くうかがえる。価格も良心的で、初心者にお勧めできる一冊。
book

麻雀の未来 第2号

創刊号から約一年ぶりに出た麻雀の未来 第2号。 前回から続くizumick氏の "麻雀マンガ30年史" をはじめとして、いのけん氏、スズキトモユ氏、四方田氏、田中太陽氏など、麻雀マンガ批評が充実している。またマンガに加えて、戦術書を扱ったハンバート氏の "最近麻雀戦術書事情" が面白い。
book

福地誠, 雀画バカ一代 復刻版

2003年〜2005年にかけて近代麻雀で連載されていたコラムをまとめた同人誌。雑誌からのスキャンを元にしているのかページ端が歪んでいたりするのもご愛敬。 現時点で (多分) 世界唯一の麻雀マンガ評論集。福地氏の麻雀マンガの知識と収集量に圧倒され、自分の不明を恥じる次第。
book

とつげき東北, 超・入門 科学する麻雀

前著、科学する麻雀を遙かに読みやすく再構成したムック。もちろん、新たな研究成果も追加されており、特に最終章で述べられる強者間の実力差の要因は必読。リーチ率、二副落率、リーチ時または二副時以外の放銃率、の3つのパラメータが大きな要因であるとの結論。ロジカルに麻雀を突き詰めたい向きには間違いなくおすすめできる。 また、前著の科学する麻雀に対する賛否両論がまとめられているが、麻雀プロからのお粗末な批判コメントと的外れな指摘は非常に残念に思う。
book

初音舞, 梶本琢程, 世界チャンピオン初音舞の世界に勝つ 麻雀国際公式ルール戦術本

買ってから1年ほど積まれたままになっていたが、その1年間に国際公式ルール (ちゅんま) を扱った本は全く出ていないので、いまだに最新刊。 国際公式ルールの基礎から戦略まで一通り押さえられているので一冊目としてはおすすめできる (というより他に類書が少ないのであまり選択の余地がない) 。 戦略面で本当に上達しようと思うとこの次の本が見あたらないところが少し悲しい。似非トーライの中国麻将カテゴリなどのwebを追うのが最先端か。
game

麻雀格闘倶楽部DS Wi-Fi対応

アーケード版はやったことがないので、純粋にDS版だけの評価。総合的に、役満DSに比べれば遙かにマトモな出来。 操作・インタフェースauto和をデフォルトでONに出来ないのがちょっとだけ不便。また、auto和がONの時に自動で槓してくれないのはちょっと悲しい八索が壊れているのにはさすがに萎える鳴きが入れられるときに注意を引くような音を入れて欲しかった。ながらで打っていると気付かずにタイムアウトを待ってしまいがち他家の打牌中にも、自分の打牌を選択できるのが快適。また、打牌選択中に...