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三浦俊彦, 論理パラドクス 論証力を磨く99問

最近は寝る前にこれをちょっとずつ読んでいます。一つ一つゆっくり考えながら読むべき本で、かつ題毎に区切られているので寝る前にベッドで読むのに適していると思います。内容は純粋な論理の組み立てに加えて答えの出ない思想・哲学的な内容やパズル的な各種パラドクスも含まれており、なかなかバラエティ豊かで飽きさせません。
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ジョン・エンタイン, 黒人アスリートはなぜ強いのか

現在、トップアスリートの多くを黒人が占めている状況についての総合的な解説書です。黒人アスリートが各種スポーツで高いパフォーマンスを示しているのは揺るぎない事実ですが (例えばオリンピック100mの決勝は黒人選手にほぼ独占されています) 、人種差別を極端におそれるかの国ではその話題に触れることは大きなtabooです。本書では、そのtabooに踏み込むために、極力主観的な記述は避け、慎重に事実と信頼性のある研究を選んでまとめています。黒人アスリートが優れている各種の証拠に始まり、...
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小塩隆士, 教育を経済学で考える

実データに基づいた検証よりも、理論が中心な本です。興味深いところだけ下に抜き書きしておきます。この辺のお話に興味があれば買いです。教育は投資と消費の両方の性質を持っている。教育はお金を出す人 (多くは親) と、サービスを受ける人 (多くは子) が異なる場合が多いという点が他のサービスと異なる教育投資がなされるのは不確実性が高いため教育はコール・オプションの購入と近い性質がある教育は本質的に格差を拡大する効果がある
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プロ野球ヲタはもっとデータにこだわれよ!

プロ野球ヲタはもっとデータにこだわれよ!というサイト。2chのまとめサイトらしい。週末にじっくり読もう。
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谷岡一郎, こうすれば犯罪は防げる 環境犯罪学入門

ギャンブル関連の書籍でも有名な谷岡一郎先生による環境犯罪学の入門書です。環境犯罪学 (Environmental Criminology) とは、環境を改善することで犯罪の発生を未然に防ぐ学問です。ここで環境とは、町並みや、店のレイアウト、住宅の庭や塀の作りなどの広い範囲を指します。最近ニューヨークの治安回復で話題になったブロークンウィンドウ理論もその成果の一つです。本書はこれらの環境犯罪学の考え方が豊富な実例と共に示されており、興味深く読めます。また、環境犯罪学の理論や変遷...
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マネー・ボール

せっかく意気込んで洋書を買ったのに、読む前に日本語版が出ると悲しいですよね? ね?
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ワレモノ

宅配便を送る際に "ワレモノ" 扱いにしてもらっても、追加料金がかかるわけではない。これは、ゲーム理論でいうところの絶対優位戦略では? とちょっと思った。たとえ気休めだとしてもね。
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D.A.ノーマン, パソコンを隠せ、アナログ発想で行こう!

キャッチーな題名ですが、原題は "The invisible computer" で、複雑すぎるコンピュータをアプライアンス化によって使いやすくすることを主題とした本です。過去にアプライアンス化が成功した具体例として、蓄音機やラジオ受信機などが挙げられており興味深く読めます。
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トム・デマルコ, ティモシー・リスター, ピープルウエア 第2版

ソフトウェア開発プロジェクトの管理に関するエッセイ&ノウハウ集。ソフトウェア開発を対象としていますが、ホワイトカラーの仕事全般に当てはまることも多く、参考になります。
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バイロン・リーブス, クリフォード・ナス, 人はなぜコンピューターを人間として扱うか

人間はコンピュータを相手にするときも、無意識のうちに人間を相手にしているときと同じ接し方をしてしまう。こういった人間の行動を多くの実験を通して研究している。