self-help

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アントニオ猪木, 猪木詩集「馬鹿になれ」

実は元気が出ないときに繰り返し読んでいる一冊。 詩において表現技法云々はあくまで脇役であることを思い知らせてくれる素直で力強い詩の数々。写真と合わせて、猪木の格好良さがどこまでも伝わってくる。 猪木信者ではなくとも一度読んで欲しい。
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戸田智弘, 働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。

仕事に関する名言を集めた本。 分野を問わず脈絡無く集めているような気もするが、これだけ幅広く当たっていれば一つくらいは心に響く言葉が見つかるだろう。 さりげなく色川武大の言葉が何度も取り上げられるあたりが私と趣味が合う。
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富永直久, ワープロONE DAY 1日あれば10本指で打てる

古本で見つけて、懐かしくなって購入。 中学生時代に (当時はお金もなかったので) 図書館で借りて授業中に練習をしていたら、本当に一日でタッチタイプができるようになったことを思い出す。 教授法そのものに加えて、やる気にさせてくれるサイドストーリーが地味に良い。"熱中没頭の1日は、3万日を凌駕する" のフレーズは今も忘れられない。
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水野俊哉, 知っているようで知らない 法則のトリセツ

仕事や職場で役立つ様々な法則をまとめた本。 様々な法則を一気読みでき、読み物としても満足できる。文献も充実しているので、インデックス本としてもどうぞ。
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まつもとゆきひろ, まつもとゆきひろ コードの世界 スーパー・プログラマになる14の思考法

まつもとさんらしく話題の中心はRubyなのだけれど、もう少しメタな概念もきちんと説明されているので、他の環境で生活している人にも十分に得るものがあると思う。 雑誌連載のものをまとめた本でもあり、各章が短めで独立しているので、合間に少しずつ読めたのも嬉しいところ。
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内藤誼人, すごい!ホメ方 職場で、家庭で、恋愛で…相手を思うままに操る悪魔の心理術

コミュニケーションにおいて、相手をホメるのが大事というのはよく言われるのだが、では具体的にどうすれば良いのかというのはあまり語られることがない。 本書はそんなホメ方を取り上げた本で、何となくデキる気分にさせてくれる。
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平林純, 論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意

前著の理系のためのプレゼンのアイディアが比較的良かったのでこちらも読んでみた。本当に基礎中の基礎からの本だが、意外と出来ていないことが多いのに気付かされる良書。にしかわたくのイラストも面白い。
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香西秀信, 論より詭弁 反論理的思考のすすめ

理工系な職場にいると、ついつい論理的思考に偏ってしまうが、それを自覚するのには良い本。 本書は論理的思考を真っ向から批判し、レトリックを用いた "人に訴える議論" を論じる。その技巧だけを見ると当たり前のことばかりにも見えるが、論理的思考にどっぷりと浸かっていると、その使用をためらわれるものも多い。
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兼重日奈子, 幸せな売場のつくり方

小説仕立てのビジネス書。 うまく回っていないファッション専門店を立て直すというお話だが、ファッション専門店に限らず多くの小売店に適用できそう。ただし、日用品の小売店や大規模店はまた違う方法論が必要だとは思う。
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Garr Reynolds, PresentationZen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery

Presentation Zenの中の人による著作。タイトルでわかる通り、著者は日本文化にも造形が深く、所々に日本の心が取り上げられていて少し嬉しくなる。 プレゼン資料の作り方を手取り足取りというタイプの本ではなく、もう少しメタな話。かといって、精神論だけの読むのが辛いタイプの本ではなく、本書自体が高いレベルのプレゼンでもあるため、主張がすんなりと頭の中に入ってくる。 私は比較的プレゼンをする機会が多い職種なのだが、今までいかにダメなプレゼンをしてきたかに気づき少しヘコむ。最...