self-help

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ちきりん, 自分のアタマで考えよう

ちきりんの2冊目の単行本。 データをどう読み解くかという方法論が中心。いわゆるコンサルタント的なフレームワークが多く、そういったものに親しい人には新味はないかもしれない。その手の本を初めて読む人ならば、文章は読みやすく実例も豊富なのでお勧めできる。
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デビッド・アレン(著), 田口元(監訳), はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

近頃一部で人気のGTD (Getting Things Done) の入門書。 GTDの考え方自体は非常に納得できるもので、かつ始めるに当たってのリスクも低いので始めてみるつもり。ただし、完全にメンテナンスフリーな方法というわけではなく、週次レビューでのメンテナンスが必須の様に見えるので、それが続けられるかだけが懸念点。 ToDoを行動レベルまで落とし込む、リマインダは行動の種類 (電話をかける、PCでの作業など) に分類するというルールは合理的。言われてみれば当たり前に見え...
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TRIZ研究会(編), 本当に役立つTRIZ 眼からうろこが! 12の発明の原理だけでアイデア発想

TRIZの解説本だが、TRIZの説明そのものはあまりなく、TRIZを利用する実例が中心。 TRIZを学ぶ一冊目としてはお勧めできないが、既にTRIZの発明原理などを学んだ上で実際の活用事例を知りたい向きには悪くない。
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アントニオ猪木, 猪木語録 元気ですか! 一日一叫び!

正月なので、少し元気が出そうな本を。 365日分の名言に (おそらく編集者による) 少々の解説。信者ならば知っていて当然の言葉が多い。
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田中淳夫, 田舎で起業!

主に都会から田舎に移り住んで起業した成功例をまとめたもの。 本当は成功例よりも失敗例の方に学ぶことが多い気もするが、こちらはあまり具体的な実例ではなく一般論が中心。色々と仕方がないのだろうけど。
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橘玲, 大震災の後で人生について語るということ

表題からすると震災後に手がけられた本のようだが、今までの橘玲の著作を焼き直した部分が多く、新たな情報は少ない。橘玲の著作を手にしたことがない方には間違いなく薦められる内容だが、そうでない方は今回は飛ばしても良いだろう。
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ちきりん, ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

Chikirinの日記に大幅に加筆修正して単行本化したもの。 "ゆるく" と言いながらその実きちんとしたポリシーが感じられるのは読んでいて気分がいい。
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橘玲, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

橘玲は亜玖夢博士シリーズあたりから認知心理学や行動経済学の要素を取り入れ始め、デビュー当初の投資ネタは控えめになってきている様に見える。本書はその新要素の一応のまとめ的内容。自己啓発本への違和感 (や科学との矛盾) には頷ける部分が多い。
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ココロ社, 超★ライフハック聖典 迷えるアダルトのための最終☆自己啓発バイブル

ライフハックや自己啓発本を茶化したネタ本。 だけど、こういった一見フザケた本にこそ一片の真理が含まれているような気もする。
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小阪裕司, 「仕事ごころ」にスイッチを! リーダーが忘れてはならない人間心理の3大原則&実践術

あまりこの手の精神論系のビジネス書は好きではないのだが、以前読んで比較的良書だった幸せな売場のつくり方の著者の師匠の本だというので読んでみた。 それなりに理解・共感できる部分はあり、特に "ほめる" と "ねぎらう" の違いなどは一瞬はっとさせられるものがあった。