self-help

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Testosterone, 筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

一見ネタ本だが、実はなかなかに考えられた良書。 どんな悩みも筋トレで吹き飛ばせるという主張が繰り返される。自己啓発本は読んだあとに何をすれば良いかよくわからずそのままとなってしまうことがお多いが、本書はとにかく筋トレをやるべきと思わせてくれる。 具体的な筋トレ方法がほとんど書かれていないのは他の本をあたれば良いが、効果はすべて科学的に証明されていますと主張している箇所はさすがに参考文献を挙げるべきかと思う。
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フェリックス・デニス(著), 井口耕二(訳), 本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて

デニス・パブリッシングで財を成したフェリックス・デニスによる金持ちになるノウハウ。 ビジネスの立ち上げに成功して大富豪までのし上がるにはある種の狂気が求められる、というのが一読しての印象。著者が最初に掲げている金持ちになれる条件は、どれも大きな犠牲を伴うものばかり。それも長時間働く気概があることや失敗のおそれと正面から向き合うことなどはまだしも受け入れられる人が多いだろうが、家族に心配をかけても仲間や友達に軽蔑されてもかまわないと言い切れる人は少ないだろう。 自分の会社の持ち...
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ボード・シェーファー(著), 瀬野文教(訳), イヌが教えるお金持ちになるための知恵

お金との付き合い方の基本をサクセスストーリー仕立てで。 やりたいことや欲しいものを明確にすること、他人が抱えている問題を解決することがビジネスになること、といったお金持ちになるための基本をわかりやすく伝えてくれる。後半の投資信託の話はやや楽観的すぎる (確実に平均12%の利回りが得られるかのように書かれている) ので注意。
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ロバート・ハリス, 人生の100のリスト

いわゆる棺桶リスト (bucket list) の実践記録。 享楽的な項目が多く、あまり自分もやってみたいと思えるようなリストではない。興味を惹かれたのは、貨物船に乗っての読書や世界中を旅しながら生きることくらいか。 それでも、棺桶リストを作ることが人生の質を高める方法であり、書いた内容が実現に繋がるのはよく理解できる。
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苅谷剛彦, 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ

表題ともなっている複眼思考とは、常識やステレオタイプにとらわれず、自分の頭で考える思考法を指している。思考法というとコンサルタントの掲げる思考法のフレームワークの類を思い浮かべる人も多いだろうが、本書はより根源的な問題の立て方やその展開法を扱っている点で一線を画している。 若い学生を想定読者としているためか、批判的な読書法に始まり、論理の積み重ね方、問題の立て方、ものごとの多面性を捉えるための方法をひとつひとつ手ほどきしていく構成となっており、順を追って読み進めるだけで知的複...
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橘玲, 専業主婦は2億円損をする (期間限定 無料お試し版)

Kindle版が期間限定で無料となっていたので慌てて読んでみた。無料期間はすでに終了しており、リンク先は通常版となっている。 著者自身もあとがきで述べている通り、幸福の「資本」論を主婦向けに焼き直した内容で、あまり新味はない。
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橘玲, 幸福の「資本」論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

人間が持つ資本を金融資産 (自由)、人的資本 (自己実現)、社会資本 (共同体=絆) の3つに分けて考えることで人生の幸福について考えてみる本。今まで混同して語られることが多かった各資本を整理することで、人生を戦略的に考えることができるようになるかもしれない。誰もがすべての資産を備えた「超充」になる必要はない。
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野口悠紀雄, 超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー

「超」整理法から20年が経ち、デジタル化が進んだ社会に対応した整理法を説く。 クラウド時代の仕事の最大の鍵として検索を掲げている。すべてのデータをGmailに集約することで、その検索能力を最大限に活かそうという趣旨。また、メール以外の情報も含めて活用するための検索術にも触れられている。 普段からネットサービスを使いこなしている向きには参考になる部分が限られるかもしれないが、「パソコンを使いこなせていない」と思う人ならば読む価値があるだろう。 すべてのデータをクラウドに置くとい...
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本多静六, 私の生活流儀

私の財産告白に続いてこちらも。 資産運用を主題に据えた前書を補完する作品で、健康長寿法や暮らし方を扱っている。近代的な医学や栄養学と照らして正しいかは疑問なところもあるが、そのムリ・ムダのない生活スタイルは、資産の種銭を作る上で必ず役に立つだろう。
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ナタリー・シッソン(著), タカ大丸(訳), スーツケース起業家

今風のノマド型の情報ビジネスの走りとも言える本。 基本的には低コストでオンラインビジネスを立ち上げることで、ノマド生活を実現する方式を推奨している。そのために必要な各種サービスを押さえているのは参考になるかもしれない。 巻末の訳者あとがきの自慢話はやや自己顕示が過ぎるか。