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石井直方, 谷本道哉, 体脂肪が落ちるトレーニング 1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造

半年ほど続けているトレーニングで、体重は2kgほど、体脂肪率は3%ほど落ちた。数値上は、ほぼ学生時代の体型に戻ったことになる (はず) 。 この半年間のトレーニングは、週2回の筋トレ + 気分次第でのロードワークが基本。筋トレはウェイトは使わずに、自宅でできるものだけ。ジムに通うのは絶対に続かない自信があったので。ロードワークの方は天気によってはさぼったり、ロードレーサーで遠出したり。 食事制限はほとんどしていない。強いて挙げるなら外食を選ぶ際に (普段は自炊だが、出張中など...
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中村敏雄, スポーツルール学への序章

スポーツのルールにはなぜこのようなルールがあるのかと思うものが多い。なぜ野球のルールにだけ「勝つことを目的とする」とわざわざ明記してあるのか、なぜサッカーは手を使用してはいけないのか、なぜ野球やクリケットではプレイヤーからのアピールがないと判定が行われないケースがあるのか。 それらのルールが生まれた過程は、生まれたときにはあまりにも自明であったがために、殆ど記録には残っていない。そんなルールの変遷を、僅かな情報を元に推測していく本書は、推理小説の様でもある。
diary

朝起きてベランダに出たら、目の前に特設リングが!
movie

MASK DE 41

新宿のK's cinemaで、もうすぐ上映終了しそうなMASK DE 41を観てきました。 やっぱり田口トモロヲは芸が深いです。映画のための肉体改造といい、ものすごくカッコ悪いのにものすごくカッコいい役作りといい。 また、映画全体からプロレスに対するリスペクトが感じられたのも好印象でした。
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ジョン・エンタイン, 黒人アスリートはなぜ強いのか

現在、トップアスリートの多くを黒人が占めている状況についての総合的な解説書です。黒人アスリートが各種スポーツで高いパフォーマンスを示しているのは揺るぎない事実ですが (例えばオリンピック100mの決勝は黒人選手にほぼ独占されています) 、人種差別を極端におそれるかの国ではその話題に触れることは大きなtabooです。本書では、そのtabooに踏み込むために、極力主観的な記述は避け、慎重に事実と信頼性のある研究を選んでまとめています。 黒人アスリートが優れている各種の証拠に始まり...
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中村敏雄, オフサイドはなぜ反則か

オフサイドのルールは本来不合理なものです。相手のゴールにボールを入れるのが目的のゲームでありながら、相手のゴール近くで待ち構えるという有利な戦術をとってはいけないというのですから。例えば、オフサイドのないバスケットボールでは、ボールを奪った後、最前線にいる味方へパスを出す速攻は最大の得点機です。しかし、現実にはサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなど、英国のフットボール起源のゲームの多くがオフサイドのルールを持っています。 その有利な戦術をとってはいけない理由について、...
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広瀬一郎, スポーツマンシップを考える

"スポーツマンシップ" とはよく聞く言葉ですが、その意味はというとなかなか知られていないようです。などと偉そうに書いてますが、恥ずかしながら私も10年以上スポーツをたしなんできたにも関わらず今までその意味を真剣に考えたことがなく、漠然とフェアプレーのようなものだと思いこんでいました。本来はスポーツマンシップとはフェアプレーのみならず、もう少しメタな概念、すなわち "スポーツを通じて身につける人格的な総合力" のことです。 この書籍はその少々抽象的なスポーツマンシップの概念を、...
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マーティ・キーナート, 文武両道、日本になし

ミステリマガジンに連載していた "文武両道スポーツ・ヒーロー列伝" をまとめて、玉木正之氏との対談を加えたものです。欧米の "文武両道" な人々の紹介が主で、日本ではなぜそういった "文武両道" な選手が育たないのか、そういった選手が生まれてくるためにはどうすればよいのか、といった点についての考察があまりみられなかったのが残念です。