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五代目 柳家つばめ, 落語の世界

落語界の内情を綴った本なのだけれど、それをもってちょっと寄席でも観に行こうかという気にさせてくれるのはお見事。これも柳家つばめ師匠の落語への愛のなせる業か。
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塞神雹夜, 中二病取扱説明書

ネットで拾ってきたネタを集めたような本だが、自分が中二病であることを再確認できた。
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諸島文化民俗研究会, 潜入! ニッポン不思議島

宝島社なので仕方ないが、少しオカルト方面に振りすぎか。 移動中に気軽に読み飛ばす文庫としては悪くない。
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ヤマザキマリ, テルマエ・ロマエ I

売れ筋のマンガを読むのはミーハーな様で悔しいのだが、これが憎たらしいくらい面白い。 日本の風呂・トイレ文化を外の視点から眺めると、そのガラパゴス的な進化がよく見える。
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川口友万, 大人の怪しい実験室 都市伝説の検証

デイリーポータルZのアングラ版の様な本。 生理的な気持ち悪さだけではなく、倫理的な後味の悪さのある話 (具体的には "ネズミ算式にネズミを飼ったら……" というネタ) も含まれているので、そのあたりが気になる人は避けた方が良いだろう。 それを除けば概ね気持ちいいバカ (褒め言葉) で悪くない。
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鈴木みそ, 限界集落 (ギリギリ) 温泉

IT、ヲタク、ネットアイドル、潰れかけの温泉宿、起業、と異質な組み合わせのマンガだが、それでも違和感無く読めてしまう。 起業マンガとしてはともかく、エンターテイメントとしては文句なし。
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非日常研究会, 地球滅亡後の生き残り方

いざ地球滅亡というときの生き残り方を、滅亡の原因別にまとめてある。 この手の本は隅々まで本気で追い込んでこそ面白いものだと思うが、所々に著者が正気に返ってしまっているところが見えると興が醒める。最後まできちんと騙して欲しかった。
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北寺尾ゲンコツ堂, 「ゲテ食」大全

そこらの新緑やドングリに始まり、果ては犬猫まであらゆるものを食べてみたレポート。 "ゲテ食" というタイトルが付いているが、それほど悪ふざけな内容ではない。むしろ、あらゆる生物は人間の食材として平等であるという強いポリシーが感じられ、哲学的ですらある。 どの食材も入手方法から調理方法まで事細かに書かれているので実食してみたい向きにも。もちろん、興味本位だけでも十分に楽しめる。おすすめ。
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山本弘, ニセ科学を10倍楽しむ本

と学会会長によるオカルト批判本。 タイトルとは裏腹に、普通のリテラシ本の様なオカルト批判に終始しており、楽しむ余裕が感じられないのは少し残念。 取り上げられているネタは、水からの伝言、ゲーム脳、買ってはいけない、血液型性格診断など有名どころ中心なので、普段からこの手の情報を追っている人には新味はないものと思われる。 女子中学生を主人公に据える必要があるかは疑問ではあるが、これは山本弘の趣味だろう。
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草下シンヤ, 裏のハローワーク

怪しげな職業の取材をまとめた本。 テーマがテーマだけにゴシップ的な内容だが、気軽に読むには申し分ない。