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泉昌之, 天食

泉昌之名義での13年ぶりの短編集。一番の大当たりは63衛門 (ムッツリえもん) の喰い改め候シリーズ。現代に生きる武士が飯を食うというだけのお話なのだが、まさに泉昌之といったノリが素敵。また、いつも通りの本郷さんの短編もあり安心させてくれる。泉昌之ファンならば間違いなく買い。おすすめ。
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瓜生中, 知っておきたい仏像の見方

仏像には何となく興味があるけれどもどこから勉強したものか、といった人の一冊目には最適。本当に基礎中の基礎からの解説なので、如来と菩薩の違いも分からないようなド素人にも安心。手軽な文庫なのも嬉しいところ。
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越生神社

大高取山から下山した先が丁度越生神社の軒先。こちらの狛犬は諏訪神社とはうってかわって強面。
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諏訪神社

途中の諏訪神社にて撮影。少しトボケた様な表情が愛らしい。年代物だとは思うが、銘が見あたらず。
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安藤健二, 封印作品の謎2

封印作品の謎の続編。前作は差別表現により封印されている作品が主だったが、今回はそもそもなぜ封印されているかがわからない作品達を扱う。対象となるのは、キャンディ・キャンディ、ジャングル黒べえ、オバケのQ太郎、サンダーマスクの4本。封印されている原因が、主に著作権がらみのビジネス上のもめ事や関係者間の対立であるのを見ると何ともやりきれない気持ちになってくる。前作同様、真相にたどり着けない残念な部分はあるが、それを除けば良い出来。
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SPA! 6月9日号 (創刊21周年記念号)

久しぶりにSPA!を買う。もちろんお目当てはこれ。
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安藤健二, 封印作品の謎

様々な理由で自主的に封印されている作品を追ったルポルタージュ。俎上に載せるのは、ウルトラセブン第12話、怪奇大作戦第24話、映画・ノストラダムスの大予言、ブラック・ジャックの2つのエピソード、そしてO157予防ゲーム。最後の一つだけが少々異質というか蛇足な感じもするが、著者の思い入れがある様なので仕方ない。一部に明確な真相にたどり着けていない消化不良なものもあるが、関係者へのアポも取れないような状況でよくここまで調べたものだとは思う。
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亀田卓, 寺嶋博礼, 文化に投資する時代 (カルチャー・スタディーズ)

エンターテイメントの証券化事業の立ち上げを行った亀田氏と、銀行の立場から映画投資に携わってきた寺嶋氏の自伝の様なもの。体験談ベースなので読みやすく、また業界毎の文化の違いに起因する問題など、サラリーマン的に感情移入できる話題も多い。
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大塚英志, 「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義

連合赤軍の女性たち、特に永田洋子を戦後のサブカルチャーの文脈から読み解こうという試み。あくまでサブカルチャー側からの視点なので、どうしてもこじつけや記述の薄さを感じてしまう部分が多い。また、後半は連合赤軍よりも、オウム真理教、少女まんが、宮崎勤などの雑多な論考 (の既発表文書の収録) なので、連合赤軍よりもサブカルチャー一般に興味のある人向けか。
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台北旅行2日目

台北捷運台北市内の散策には台北捷運 (MRT, 地下鉄) が便利。そのシステムもいつの間にか磁気カードからICカード (EasyCard) へと進化していた。ある程度頻繁に乗るのならばICカードを買ってしまった方が便利なのだろうが、それほど乗らないのならば、その都度チケットを買った方が便利。一度きりのチケットはカード型ではなく、トークン型。地下鉄構内には、ASUS, acer, MSIといったメーカーの格安ノートPCの広告を多く見かけた気がするが、これは単にそれに興味があるか...