subculture

book

大塚英志, 「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義

連合赤軍の女性たち、特に永田洋子を戦後のサブカルチャーの文脈から読み解こうという試み。 あくまでサブカルチャー側からの視点なので、どうしてもこじつけや記述の薄さを感じてしまう部分が多い。また、後半は連合赤軍よりも、オウム真理教、少女まんが、宮崎勤などの雑多な論考 (の既発表文書の収録) なので、連合赤軍よりもサブカルチャー一般に興味のある人向けか。
diary

台北旅行2日目

台北捷運 台北市内の散策には台北捷運 (MRT, 地下鉄) が便利。 そのシステムもいつの間にか磁気カードからICカード (EasyCard) へと進化していた。 ある程度頻繁に乗るのならばICカードを買ってしまった方が便利なのだろうが、それほど乗らないのならば、その都度チケットを買った方が便利。一度きりのチケットはカード型ではなく、トークン型。 地下鉄構内には、ASUS, acer, MSIといったメーカーの格安ノートPCの広告を多く見かけた気がするが、これは単にそれに興味...
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根本敬, 湯浅学, 船橋英雄, 豪定本 ザ・ディープ・コリア

1994年刊のに、日韓ワールドカップを控えた2002年頃の韓国に関する記事を加えたもの。579ページのボリュームは読み応え充分。 定本ディープ・コリアの部分が圧倒的に面白い。ケンチャナヨ (気にすんな) 精神を体現したレイアウトはさすがにアレだが、当時の韓国の空気が嫌というほど伝わってくる。
comic

久住昌之, 谷口ジロー, 孤独のグルメ【新装版】

も持っているが、やっぱり買う。 特に書き下ろしがあるわけでもなく (先日SPA!に掲載された特別編はちゃんと収録されている) 、新たに加わったのは鼎談くらい。それでも、谷口ジローの絵を大判で楽しめるのはやはり嬉しい。
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エドゥアール・ロネ(著), 高野優(監訳), 柴田淑子(訳), 変な学術研究 2

変な学術研究 1の続編。 今回は変な死に方にフォーカスしたものなので、ソースの多くが法科学や法医学の専門誌。テーマがテーマだけにさすがにちょっと気分が悪くなるところもあるが、エスプリのききすぎた文章にだいぶ救われている。
comic

SPA! 1月15日号

人生で初めてSPA!を買った。 もちろんお目当てはこれ。
comic

熱血!! コロコロ伝説 vol.5 1985-1986

vol.4 1983-1984に続いて購入。このころが私的黄金時代。 Moo. 念平先生の作品は大人になった今でも楽しめる。「あまいぞ! 男吾」に加えて「太陽犬ゼロ」も収録されているのが嬉しい。あとは「山奥妖怪小学校」があれば完璧だった (増刊号の方だけど)このころのあすかあきお先生は良かったなぜ「獅子王伝」が収録されないのか理解に苦しむ当時の高橋名人は神だった今改めて読む「ファミコンロッキー」はファンキー過ぎる。すばらしい
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エドゥアール・ロネ(著), 高野優(監訳), 柴田淑子(訳), 変な学術研究 1

いわゆる "イグ・ノーベル賞" 的なネタを集めた本。 本人達は至ってまじめな研究をしていてもなぜかバカバカしく見えてしまう、そんな絶妙のところを押さえている。
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薬理凶室, 図解アリエナイ理科ノ教科書 文部科学省不認可教科書

いい加減いい歳なのに、三才ブックスの本を買ってみる。 内容はそこそこまともで「教科書」を名乗ることも頷けるほどなので、無理にアングラ仕立てにしなくても、と思う。
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銀林みのる, 鉄塔 武蔵野線 (ソフトバンク文庫版)

待望の二度目の文庫化。 本編はと同じ (ラストシーンもの方ではなく、の方が採用されている) だが、今までは編集の都合で省かれていた鉄塔写真をすべて (総勢500枚以上!) 収録した、まさに完全版。 さらに、折り込みの鉄塔武蔵野線マップ、武蔵野線新旧鉄塔番号対照表 (単行本発売から13年の間に、武蔵野線は武蔵赤坂線、武蔵野連絡線、武蔵野線(新) に三分割されている) まで含まれており、鉄塔ファンにはたまらない。