travel

book

石井光太, ニッポン異国紀行 在日外国人のカネ・性愛・死

在日外国人にスポットを当てたルポタージュ。著者が過去に海外の貧困をテーマに掲げたノンフィクションを書いていたのと関係するのかもしれないが、在日外国人一般ではなく貧困層を選択的に取材している様に感じる。それらを週刊誌的な記事と割りきって眺めるのには良い。
book

山本皓一, 日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記

日本の離島を扱っているが、興味本位での上陸ではなく領土問題に関する政治的なメッセージを強く含む本。2007年の著作だが、今の情勢から見てもあまり古くなっていない。第1次安倍内閣時代の安倍総理を含む、領土問題に関連の深い政治家との対談を多数含んでいるのも特徴。
comic

海東鷹也, 怪しい世界の歩き方

三才ブックスか鉄人社の本かと思って読み始めたら彩図社だった。海外旅行エッセイマンガなのだが、異常なまでに行動力のある格闘家という時点で面白くないわけがない。トラブルを招きやすい体質らしいのも良い。
book

高野秀行, 神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

自転車旅行記として期待して読み始めたが今ひとつ。楽屋ネタが多く、旅先で訪れる相手も著者の知り合いが大半なので、初めてこの著者の本を読んだ自分には置いてけぼり感がある。著者のシンパならば楽しめるのかもしれない。
comic

泉昌之, 食の軍師 (2)

食の軍師の続編は唐突に旅グルメマンガに。掲載誌が変わった影響か。従来のディテールにこだわり抜く面白さは少し後ろに引っ込んでしまったが、ご当地グルメの紹介や地元客との微妙なふれあいも面白い。
book

冬野花, インド人の頭ん中

インド在住の著者によるエッセイ集。すべて体験に基づいた内容なのでリアリティ十分。ただし、インド文化に対する背景知識が浅いためにどうしても表面的な話になりがちなのが難点か。読み物としては文句なし。
diary

第5回菅平スカイライントレイルランレース

この時期に適当なレースがなかったため、長野まで遠征。第4回道志村トレイルレース。菅平高原旅館組合に加盟する宿泊施設が中心となって実行委員会を組織しているということもあり、全体的に地元密着型の大会で好感が持てる。大会参加費に3,000円の宿泊予約金が含まれている。実行委員会経由で斡旋してもらった宿に宿泊すると、宿泊代金に充当される仕組み宿泊は駒沢大学陸上部御用達のヴィラ十の原。あまり商売っ気のない雰囲気が実に良い大会申し込みの後しばらく音沙汰がなく、直前になって宿や交通の連絡が...
diary

第4回道志村トレイルレース

昨年は仕事の都合で参戦できなかったため、2年ぶりの道志村。第4回道志村トレイルレース。宿泊は例年通りの道志温泉日野出屋さん。もはや定宿今年は見事な快晴。富士山もくっきりと見える登山道入り口の渋滞が知られるようになったためか、スタート直後のポジション争いが激しい。来年は対策をきちんと考えないといけない相変わらず菜畑山山頂を始めとして眺望の素晴らしいところが多い。この大会の一番の楽しみやはり御正体山の登りが非常に厳しい。今倉山から御正体山にかけての5kmをいかに踏ん張るかが勝負ど...
diary

スノーシューイング@野沢温泉村

所用で野沢温泉村に行ったので、K岡氏、K田氏と共にスノーシューイングを楽しんでみる。スノーシューとは要するに西洋かんじきのこと。和式の輪かんじきとは材質など幾つか相違点があるが、最大の違いは踵部の自由度。スノーシューはスラップスケートの様に踵を浮かせることができ普通の歩行に近い感覚で歩けるので疲れにくいスノーシューの他の装備はスキーやスノーボードの装備の流用。今回はスキーウェアにスノーボードシューズを身につけ、スキー用のストックを担いで行ったまずは初心者向けのコースから。野沢...
diary

小川町~官ノ倉山~二本木峠~皇鈴山~登谷山~釜伏峠~中間平~寄居

連休中に一日時間がとれたので、東武東上線沿線で少し練習してみた。まずは小川町から石尊山経由で官ノ倉山に入り足慣らし官ノ倉山を下ってからはしばらく国道11号線沿いを走り、内手 (打出) から二本木峠に入る。このコースは、外秩父七峰縦走ハイキングコースのエスケープルートにもなっているので、標識が多く迷わない二本木峠からは尾根伝いに皇鈴山と登谷山を走り抜ける。登谷山山頂からは折原や寄居の街が一望できる登谷山からこの季節は人気のない秩父登谷高原牧場を抜けて駆け下りると釜伏峠。釜山神社...