第5回菅平スカイライントレイルランレース

この時期に適当なレースがなかったため、長野まで遠征。第4回道志村トレイルレース

事前講習会

菅平高原旅館組合に加盟する宿泊施設が中心となって実行委員会を組織しているということもあり、全体的に地元密着型の大会で好感が持てる。

  • 大会参加費に3,000円の宿泊予約金が含まれている。実行委員会経由で斡旋してもらった宿に宿泊すると、宿泊代金に充当される仕組み
  • 宿泊は駒沢大学陸上部御用達のヴィラ十の原。あまり商売っ気のない雰囲気が実に良い
  • 大会申し込みの後しばらく音沙汰がなく、直前になって宿や交通の連絡が一気に届く辺りは手作り感満載
  • 首都圏から参加する場合、新宿から直通バスが準備されている。前日のアウトドアミーティングや事前講習会に間に合わせるためか、少し早めの時間設定。新宿から菅平まで約4時間半。もちろん4列シート
  • 事前講習会の講師は、日本山岳耐久レースの初代覇者である田中正人と赤城トレイルレース3連覇の松本大。トレイルランニングの重心移動の重要性の話は実に為になる。トレイルランニングはトラック競技と違いコーチにアドバイスを貰う機会が少ないため、つい惰性で走りがちになるものだが、こういった話は自分のフォームを見直す助けになる
  • 前夜祭の司会は吉本興業のお笑いコンビ、こてつ。お笑い芸人を呼ぶことに反対ではないし、彼らのことが嫌いでもないが、トレイルランニングと言わないまでもせめてランニングに理解のある人選ができなかったのかと思う
菅平高原牧場の牛たち

当日は天気が危ぶまれる状況。

  • 梅雨時ということもあり、未明から降りだした雨が7:00のスタート時点でも止んでいなかったが、晴れる見込みという天気予報を信じて走り始める。実際に8:00過ぎには雨が上がり、午後は暑さを感じるくらい
  • 標高差はそれほど小さくないが、いわゆる激登りや激下りは少ないため、トップ選手ならば安定したペースが刻めるコースだろう。タイムを稼げる箇所も多い
  • 放牧されている牛たちを眺めながら、牧場の中を駆け抜けるのは純粋に楽しい
  • 小根子岳はこのレースの唯一の難所。激登りというわけではないが、標高差500mをひたすら登り続けるのは骨が折れる
  • コースは公称42kmとなっているが、実際にはもう少し長い気がする。少なくとも前半のGPSの距離とは少し乖離があった (後半は誤ってGPSを止めてしまったので、全体的な比較ができないのが悔やまれる)
  • トレイル率は非常に高い。一部公道を横切るような箇所はあるが、9割以上はトレイルだと思って良い
  • 日頃の練習不足から後半失速してしまったが、緩めの時間設定にも助けられ、無事完走

レース後のケアもなかなか。

  • レース後に豚汁が振る舞われた
  • レース参加者は会場隣の菅平ホテルの浴場が利用できるのが嬉しい
  • 帰りも直通バス。関越自動車道経由で三芳パーキングエリアで休憩をとったため、お願いしてそこで下ろしていただいた

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