travel

diary

鳩ノ巣~城山~大楢峠~御岳山~日の出山~タルクボ峰~金比羅山~武蔵五日市

休日の狭間に年休が取れたので久しぶりの新コース開拓。天候は良く、9:00過ぎの走り始めの時点であまり寒さを感じない。動き始めてすぐにウィンドブレーカーを脱ぐ当初計画では越沢バットレス経由で大楢峠に入る予定だったが、越沢林道開設工事の影響で通行止めとなっており城山経由で迂回することした。迂回路に入るところで犬の散歩中の地元のお婆さんに声をかけられ、工事現場の方に声をかければ通れるはずとの情報を得たが、トレーニングで来ていることもあり迂回路を行くことにした。丁重にお礼を言って走り...
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FAMA(編集), P3 art and enviroment(翻訳), 柴宜弘(監修), サラエボ旅行案内 史上初の戦場都市ガイド

旅行案内の体裁でサラエボの戦場の現実を紹介した本。紛争中の1994年の出版 (原著は1993年) 。皮肉の効いた解説と力のある写真の組み合わせが見事。
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橘玲, 橘玲の中国私論 世界投資見聞録

中国に乱立する "鬼城" の訪問記に始まり、その鬼城を生むこととなった錬金術の話題を経て、中国史から中国人の自我までを語る。"私論" と付いている通りやや強引な解釈もあるが、一気に読ませる力はある。
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今和泉隆行, みんなの空想地図

空想で地図を創りあげるという贅沢な遊び。色川武大の "ひとり博打" に見られるような箱庭愛を見事に昇華させ、地図の形で結実させてくれた。実在の街の写真イメージを組み合わせ、その街の手触りまでを必死に伝えようという姿勢に頭が下がる。著者が子供の頃から描き続けてきた地図の数々を "パンツを脱いで" 紹介する姿勢も素晴らしい。地図創りの根幹を支えているフィールドワークのノウハウも惜しみなく公開してくれている。大判地図を収録するためのちょっと凝った装丁も実に良い。
diary

軍畑~岩茸石山~黒山~棒ノ折山~権次入峠~岩茸石~滝ノ平尾根~豆口峠~子ノ権現~吾野

以前走ったコースをほぼ逆走する形。出発は軍畑駅から。高源寺と天之宮神社をすり抜け、高水山へ向かう。連休の中日ということもあり、結構な人出常福院の脇を駆け上がると高水山のピーク。踏まないルートも取れそうだったが縁起物として踏んでおく岩茸石山から黒山、棒ノ折山まで縦走。特に迷いやすいところもなく、快適に走れる。棒ノ折山周辺はさすがの賑わい岩茸石を経由して滝ノ平尾根を下るとすぐに名栗。暖かい日だったこともあり、入間川で遊ぶ家族も多い西武線方面へ抜けるには竹寺経由のルートもあるが、今...
diary

Carmen@Erkel Theatre

Hungarian State Opera House本家は日程が合わなかったので、Erkel Theatreの方で観劇。チケットはWebで予約可能。発券まで自宅プリンタでできるErkel Theatre周辺はやや治安の良くない雰囲気の通りもあるので注意が必要クロークの支払いはフォリントのみ。最終日の夜の観劇だったため、フォリントは使い切ってユーロしか残っておらず難儀した字幕は舞台の上方。もちろんハンガリー語のみ予算の制約のせいもあってか、かなり現代劇風の味付けになっているい...
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網野善彦, 古文書返却の旅 戦後史学史の一齣

東海区水産研究所月島分室で蒐集していた全国各地の漁村の古文書を返却する旅をテーマにしたエッセイ。その多くが (著者の責任でないものもあるたとはいえ) 借用期間を過ぎているもののため、懺悔の旅となるのだが、それでも関係者の温情に助けられる様子が描かれている。史学のフィールドワークの現場を知る上でも非常に興味深い一冊。
diary

Rigoletto@Wiener Staatsoper

旅行を兼ねてWiener Staatsoperで観劇。チケットはWebで予約可能。カード決済後は自宅プリンタで発券までできる。Webは日本語までサポートしており、至れり尽くせりドレスコードはやや注意が必要。Parkettあたりはさすがにジャケットが必要な雰囲気。Premiereだともう少しランクを上げる必要がありそう字幕は各座席に設置されている。英語と独語が選べる回り舞台を活用した舞台作りが素晴らしい主役級の歌唱を見せてくれたのがGilda役のErin Morley。特に第3...
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山と溪谷社(編), ウルトラライトハイカー

ウルトラライトハイキングを実践しているハイカーたち10人の実例集。トレイルランニングよりも縦走寄り。どこか雑誌的な企画で、単行本向きではないように感じる。具体的な製品名を前に出した構成を見ると、用具メーカーとのタイアップもあるのだろうかと思える。国内のハイカーを中心に紹介したあとで、唐突に米国のロングトレイルの話があらわれる構成も不可解。
comic

泉昌之, 食の軍師 (4)

荒野のグルメに続いてもう一冊、久住昌之。だんだんと地方食べ歩きグルメにシフトしてきている印象。オチも力石に頼り過ぎか。