麻雀の未来

麻雀の未来

自分も幽霊部員であるところの麻雀サークルS&C (千式&ちゅんま) のメンバーが中心となって発行した同人誌、麻雀の未来を入手した。初回頒布を入手し損ねたので第2版。執筆陣をみるだけで、クオリティの高さがよくわかる――わかる人には 🙂

読み物としては、izumick氏の「麻雀マンガ30年史 (前編) 」が出色。近頃はマンガ論やマンガ史を正面切って論じているのをよくみるが、麻雀マンガだけをここまで掘り下げたのは初めてではないか。後編も大いに期待している。

浅見了氏の「麻雀学事始」も日本の麻雀会の歴史を知る上で興味深い。自分も麻雀古書の蒐集をはじめているのだが、やはり浅見氏の蒐集方法は気合いが違う。自称麻雀研究者の端くれとして、見習うべき点は多い。

解析系では、ぴゅー太郎氏の「麻雀の樹予告編」が面白い。GO/STOP (行くか降りるか) の判断について深堀りしているのだが、自分も似たようなところで躓いた経験があり、苦しみがよく理解できる。

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