Logicool Trackman Marble TM-150

以前から一度は試してみようと思っていたトラックボール生活をようやく始める。まずは、お手頃価格のLogicoolのエントリーモデルから。

本体全体を手のひらで包み込んで、人差し指、中指、薬指の3本でボールを転がすタイプ。さすがにLogicool製品だけあって、値段の割にはハードウェアの品質は高く、ボールの回りもスムーズ。

左右のボタンは親指と小指で押すことになるが、大ボタンの押下は特に問題ない。問題は補助的に使う小ボタン。親指側は指を自然に曲げるだけで触れるが、小指側はどう押すべきかがよく分からない。小指か薬指の腹で押すことになるのだろうが、どちらにせよあまり高い頻度で押す動作を割り当てるべきではない気がする。

普通のマウスとの違いで最も困るのはホイールが付いていないこと。ここはソフト的に解決する必要がある。付属ソフトをインストールすることで、少ボタンとボールの組み合わせをホイールの代用にできるが、今ひとつ使いにくい。小ボタンを押している間だけホイールとして動作するのではなく、少ボタンを押すとホイールモードとの切り替えになるというのがその理由。いちいち小ボタンを押してモードを戻さなければいけないのが面倒くさい。そこで代わりに使用することにしたのがWheel Ballというフリーウェア。こちらは小ボタンを教えている間だけホイール動作させることができる。

このホイールの問題さえクリアしてしまえば、実に快適に生活できる。広い画面を使っている場合、ボールの慣性を利用できるのはやはり便利。トラックボールの弱点としてよく挙げられるドラッグ動作もそれほど気になるものではない。強いて問題点を挙げるのならば、最近のブラウザ等でよく使用される、右クリックをしながらのジェスチャ入力くらいか。これは少し慣れが必要かもしれない。

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