近藤好和, 騎兵と歩兵の中世史

太平記を中心に読み解き、室町時代の武具の変遷を追う。

主眼はあくまでも武具に置かれており、そこから合戦の変化などを類推するスタイル。武具の図版も豊富であり、少し興味がある程度の素人が読んでも十分に楽しめる。唯一残念なのは、合戦の変化がなぜ起こったのかの理由付けがやや弱いところか。

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