門井慶喜, おさがしの本は

図書館のリファレンスカウンターを舞台にした連作短編集。

舞台が舞台だけに本探しにまつわるエピソードを期待してしまうが、それは序盤のみ。中盤以降は政治の話に押されすぎて本の話がどこかへ吹っ飛んでしまった。文庫一冊に様々なネタを詰め込みすぎた感がある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました