八田達夫(編), 都心回帰の経済学 集積の利益の実証分析

“国土の均衡ある発展” を標榜して制定された工場三法を批判的に検証する研究本。他の要因を捨象して分散の弊害のみに不況の原因を求めるのはやりすぎだと思うが、大きな要因であったことは確かと思える。コロナ禍前の本なので仕方がないが、リモートワークを考慮しておらず、企業集積によるフェイス・トゥ・フェイス・コンタクトがオフィスの生産性を決定していると仮定している点には注意が必要。

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